[2021ヴィラモウラ・チャンピオンズツアー ウィーク2/CSI4*Vilamoura]
現地時間17日、2021ヴィラモウラ・チャンピオンズツアー ウィーク2(開催地:ポルトガル/ヴィラモウラ)最終日に行われたグランプリ1.55m(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、ピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&コーチェラ号が優勝。2位にセリーヌ・スクーンブルート・ド・アゼベド(ベルギー)&クリントTZ号、3位にシャーリーン・バストン(イギリス)&サンロウ号が入った。
第1走行
出場28人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番のシャーリーン・バストン(イギリス)&サンロウ号。続いて、7番のセリーヌ・スクーンブルート・ド・アゼベド(ベルギー)&クリントTZ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、9番のデニス・ウィルソン(アメリカ)&ファンタスティコB号、16番のピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&コーチェラ号、17番のイェンス・バックマン(ドイツ)&カプリス503号、20番のマイケル・ウィテカー(イギリス)&QパラヴァッティN号の4人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル6人馬で争われることになった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったセリーヌ・スクーンブルート・ド・アゼベド(ベルギー)&クリントTZ号が41.28秒でクリアラウンド。先に減点3で走行を終えていたシャーリーン・バストン(イギリス)&サンロウ号をかわして、首位に立つ。
3番目のデニス・ウィルソン(アメリカ)&ファンタスティコB号は減点4で敗退。しかし、4番目のピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&コーチェラ号が39.73秒でクリアラウンド。一番時計を1.55秒更新して首位に躍り出ると、5番目のイェンス・バックマン(ドイツ)&カプリス503号は減点8、最終6番目のマイケル・ウィテカー(イギリス)&QパラヴァッティN号は減点4でフィニッシュ。
以上の結果、ピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&コーチェラ号が見事にグランプリ1.55mを制し、優勝賞金23,750ユーロ(約315万円)を獲得した。
PHOTO:© Vilamoura Equestrian Centre