[2021ヴィラモウラ・チャンピオンズツアー ウィーク7/CSIO3*Vilamoura]
現地時間19日、2021ヴィラモウラ・チャンピオンズツアー ウィーク7(開催地:ポルトガル/ヴィラモウラ)4日目に行われたグランプリ1.50m(標準障害飛越競技238.2.2/150cm)にて、ジェームス・ウィルソン(イギリス)&イマジン・デ・ミューズ号が優勝。2位にリンダ・ヒード(スウェーデン)&デクリオ号、3位にソフィー・ヒンナーズ(ドイツ)&コンコルディア49号が入った。
第1走行
出場60人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番のピア・ライヒ(ドイツ)&PBシャコニー号。続いて、16番のロベルト・トゥルチェット(イタリア)&ハリケーンVDL号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、19番のソフィー・ヒンナーズ(ドイツ)&コンコルディア49号、35番のフランシスコ・ロシャ(ポルトガル)&ランサローテ・デ・ミューズ号、45番のリンダ・ヒード(スウェーデン)&デクリオ号、51番のジェームス・ウィルソン(イギリス)&イマジン・デ・ミューズ号など8人馬がクリアラウンド。トータル10人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、世界ランク11位のケビン・スタウト(フランス)、同ランク28位のデビッド・ウィル(ドイツ)は1落下の減点4でのフィニッシュとなり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、6番目のリンダ・ヒード(スウェーデン)&デクリオ号が38.20秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたソフィー・ヒンナーズ(ドイツ)&コンコルディア49号、フランシスコ・ロシャ(ポルトガル)&ランサローテ・デ・ミューズ号、ピア・ライヒ(ドイツ)&PBシャコニー号らのタイムを上回り、首位に立つ。
しかし、8番目のジェームス・ウィルソン(イギリス)&イマジン・デ・ミューズ号が37.66秒でクリアラウンド。一番時計を0.54秒だけ更新して首位に躍り出ると、後続の2人馬は減点4、減点8でフィニッシュ。以上の結果、ジェームス・ウィルソン(イギリス)&イマジン・デ・ミューズ号が見事にグランプリ1.50mを制し、優勝賞金12,775ユーロ(約164万円)を獲得した。
PHOTO:© Vilamoura Equestrian Centre