チルドレンライダー障害飛越選手権は盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)が優勝/全日本ジュニア障害馬術大会2022

全日本障害馬術大会

[全日本ジュニア障害馬術大会2022]

8月21日(日)、全日本ジュニア障害馬術大会2022(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)最終日にチルドレン年代(10〜16歳)の日本一決定戦・チルドレンライダー障害飛越選手権(標準障害飛越競技238.2.2/110cm以下)が行われ、盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)が優勝。2位に小泉可憐&クゥエンティン号(北総乗馬クラブ)、3位に井澤 優&マリアンハタンゴアA号(Tokaiホースパーク)が入った。 

全日本ジュニア障害馬術大会2022 実施要項・タイムテーブル/2022年8月18日(木)~8月21日(日)

第1走行

出場57人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番の谷崎太寿&アイジュ号(ライディングクラブウインズ)。続いて、10番の楠森郁人&フルンティング号(神戸国際大学附属高等学校)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、全日本障害馬術大会2022 PartⅡの中障害飛越競技D予選2競技を連勝した扇田梨望&イニエケ号をはじめ、門岡 蘭&アルファ号(北熊本乗馬クラブ)、千引 陸&レガロ号(水口乗馬クラブ)、井澤 優&マリアンハタンゴアA号(Tokaiホースパーク)、大谷文志&フィルーVDK号(カイマナファーム) 、小泉可憐&クゥエンティン号(北総乗馬クラブ)、盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)、高林未空&クラウディア号(つま恋乗馬倶楽部)など16人馬がクリアラウンド。トータル18人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、全日本障害馬術大会2022 PartⅡの中障害飛越競技D決勝を制した眞田 蒼&デイリーニュース号(眞田ライディングクラブ)、予選首位通過の富永龍斗&ベルキャニオン号(那須トレーニングファーム)は失権、チルドレンライダー障害飛越競技予選標準を制した扇田瑠望&デューク号(K・Tステーブル)は減点4に終わり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、6人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の27.81秒をマークした盛本悠月&ルスティカーナ号(RASTER STABLE)が見事にチルドレンライダー障害飛越選手権を制し、優勝賞金25万円を獲得。人馬ともに初の全日本タイトルを手にした。

続いて、小泉可憐&クゥエンティン号(北総乗馬クラブ)が減点0、28.47秒で2位、井澤 優&マリアンハタンゴアA号(Tokaiホースパーク)が減点0、29.09秒で3位、門岡 蘭&アルファ号(北熊本乗馬クラブ)が減点0、31.15秒で4位、千引 陸&レガロ号(水口乗馬クラブ)が減点0、32.47秒で5位に入った。

ルスティカーナ号(RASTER STABLE)はフランス産のセルフランセ種(13歳セン馬)。2017年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、近畿馬術大会 障害飛越競技会2022(3スター)で中障害飛越Dファイナル優勝、全日本障害馬術大会2021 Part IIでは、中障害飛越競技D スピード&ハンディネス競技2位、標準障害飛越競技優勝、決勝6位という成績を残している。

岡本果林&ジゴロ号(ドリームファーム)がヤングライダー障害飛越選手権を制覇/全日本ジュニア障害馬術大会2022

渡辺 明&ジャンヌ号(奈良県馬術協会)がジュニアライダー障害飛越選手権を制する/全日本ジュニア障害馬術大会2022