障害馬術競技1次予選で日本は団体戦3位スタート。個人戦は杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)の7位が最高/アジア競技大会2018

世界選手権・大陸選手権

[アジア競技大会2018/Asian Games2018]

現地時間27日、アジア競技大会2018(開催地:インドネシア/ジャカルタ)にて、障害馬術競技の個人・団体1次予選(スピード&ハンディネス競技/140cm以下)が行われ、日本は団体3位スタート。個人戦では杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)の7位が最高順位だった(※順位はいずれも1次予選終了時の暫定順位)。

個人戦は、走行タイムに係数0.50をかけた数値の最も少ない選手を減点0、他の選手は首位の選手との数値差をそれぞれの減点として加算。団体戦は、1チーム3〜4人馬で出場。走行を終えた人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計がチーム総減点として加算される。

出場68人馬のうち、個人首位に立ったのは、アジア競技大会2010個人金メダリストのラムジー・ハマド・アル・デュハミ(サウジアラビア)&テッド号。個人2位には若干19歳の新鋭・カレド・アブドゥラフマン・アルモブティ(サウジアラビア)&デザート・ストームⅡ号、個人3位にはシェイク・アリ・アルサーニ(カタール)&シロッコ号が入った。

対する日本は、杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)&ヒロイン・デ・ミューズ号が減点2.51の7位、御護守将太(藤沢乗馬クラブ)&SIGアイアンマン号が減点3.11の10位、福島大輔(STAR HORSES)&コーネット36号が減点5.12の19位、桝井俊樹(乗馬クラブクレイン)&カルタゲーナ6号が減点5.26で20位という結果に。

団体戦では、日本は総減点10.74の団体3位とメダル圏内発進。団体首位には減点1.90のサウジアラビア、団体2位には減点8.50のカタールがつけている。明日28日に行われる団体決勝および個人2次予選では、日本の団体金メダルと4人馬すべての個人決勝進出に期待が集まる。

※写真はシェイク・アリ・アルサーニ(カタール)&シロッコ号

PHOTO:©FEI