ドイツがメルセデスベンツネーションズカップを制する/CHIOアーヘン 世界馬術フェスティバル2022

ロレックス・グランドスラム

[CHIOアーヘン2022/CSIO5*RGS(ロレックス・グランドスラム)Aachen]

現地時間30日、CHIOアーヘン 世界馬術フェスティバル2022(開催地:ドイツ/アーヘン)6日目にメルセデスベンツネーションズカップ(国別団体戦/160cm)が行われた。

この競技には、アメリカ・イギリス・オランダ・スイス・ドイツ・フランス・ブラジル・ベルギーの8チームが出場。そのうち、アンドレ・ティエメ(ドイツ)&DSPチャカリア号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号など4人馬が出場したドイツが総減点5で全走行を終え、見事に優勝。賞金250,000ユーロ(約3,525万円)を獲得した。

続いて、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ネヴァドスS号など4人馬が出場したベルギーが総減点8で2位、ベン・マー(イギリス)&ファルテックHB号、スコット・ブラッシュ(イギリス)&ハロー・ジェファーソン号など4人馬が出場したイギリスも総減点8で並んだが、タイム合計差で3位となった。

以下、スイスが総減点18で4位、フランスが総減点24で5位、アメリカが総減点27で6位、オランダが29で7位、ブラジルが総減点39で最下位という結果に終わっている。

PHOTO:© CHIO Aachen / Michael Strauch

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。