FEIネーションズカップ・ファイナル チャレンジカップはメキシコが優勝/CSIOバルセロナ2022

FEIネーションズカップ

[CSIOバルセロナ2022/CSIO5*-NC Final Barcelona]

現地時間29日、CSIOバルセロナ2022(開催地:スペイン/バルセロナ)大会3日目にFEIジャンピング・ネーションズカップ・ファイナル2022 チャレンジカップ(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)が行われ、メキシコが優勝。2位にスウェーデン、3位にブラジルが入った。

FEIネーションズカップ・ファイナル
チャレンジカップ

この競技には、決勝ラウンド進出を逃したアルゼンチン、スウェーデン、ノルウェー、ブラジル、メキシコの6チーム(各チーム3~4人馬)が出場し、全人馬が1回ずつ走行。そのうち、フェルナンド・マルティネス・ソマー(メキシコ)&ハイ・ファイブ号、マヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)&ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号、パトリシオ・パスケル(メキシコ)&オーク・グローヴス・エンキドゥ号などが出場したメキシコが総減点1でフィニッシュ。見事にチャレンジカップを制し、優勝賞金70,000ユーロ(約993万円)を獲得した。

続いて、ウィルマ・ヘルストローム(スウェーデン)&シッチBJN号、ステファニー・ホルメン(スウェーデン)&フリップス・リトル・スパロウ号などが出場したスウェーデンが総減点4で惜しくも2位、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&ライク・ア・ダイアモンド・ファン・ヘット・シェーク号、エドゥアルド・メネゼス(ブラジル)&H5チャガヌス号などが出場したブラジルが総減点7で3位に入り、表彰台最後の一枠を確保した。以下、アルゼンチンが総減点8で4位、ノルウェーが総減点10で5位に終わっている。

PHOTO:©FEI

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。