FEIネーションズカップ・フランス大会はブラジルが優勝/ラボール・インターナショナル・ジャンピング2018

FEIネーションズカップ

[ラボール・インターナショナル・ジャンピング2018/CSIO5*-NC La Baule]

現地時間20日、ラボール・インターナショナル・ジャンピング2018(開催地:フランス/ラボール)の期間中に行われたFEIジャンピング・ネーションズカップ2018 フランス大会(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)にて、ブラジルが優勝。2位にはオランダ、3位にはスイスが入った。

今大会には、アイルランド・オランダ・カナダ・スイス・スペイン・ドイツ・フランス・ブラジルの8チーム(各チーム4人馬、トータル32人馬)が出場し、全人馬が2回ずつ走行。第1走行・第2走行ともに、走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、第1・第2走行トータル総減点の最も少ないチームが1位となる。最少総減点のチームが複数あった場合は、各チームから1人馬が出場するジャンプ・オフ(優勝決定戦)が行われる。

[ハイライト動画]

第1走行

第1走行では、ユーリ・マンスール(ブラジル)&ヴィティキ号がクリアラウンド、ルイス・フェリペ・デ・アゼベド・フィリョ(ブラジル)&チャコモ号、ペドロ・ヴェニス(ブラジル)&クアブリ・デ・リール号が規定タイムオーバーの減点1で走行を終えたブラジルが総減点2で首位スタート。

続いて、フランク・シャッター(オランダ)&シャンティイズ・チャンピオン号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&ドンVHP Z号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、ユル・フライリンク(オランダ)&VDLグラスゴーVHメレルネス号が減点4でフィニッシュしたオランダが2位に。

マヌエル・フェルナンデス・サロ(スペイン)&カンナバーロ9号、ピラール・ルクレシア・コルドン(スペイン)&ガリーネ・ラ・クー・ジシェロフ号がクリアラウンド、エドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&ウクアリン・ドゥ・ソルシー号が減点4でフィニッシュしたスペインも総減点4で並んだが、合計タイム1秒の差で3位スタートとなった。
以下、アイルランド、スイス、ドイツの3チームが総減点5、フランスが総減点8、カナダが総減点10で第1走行を終えた。

第2走行

第1走行で2位につけていたオランダは、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&ドンVHP Z号とマルク・ハウトザハー(オランダ)&ステルホフズ・カリメロ号がクリアラウンド。フランク・シャッター(オランダ)&シャンティイズ・チャンピオン号が減点4で走行を終え、総減点を8(第1・第2走行トータルの総減点。以下同)とする。

一方、第1走行首位のブラジルはペドロ・ヴェニス(ブラジル)&クアブリ・デ・リール号がクリアラウンド。フェリペ・デ・アゼベド・フィリョ(ブラジル)&チャコモ号が減点1、ユーリ・マンスール(ブラジル)&ヴィティキ号が減点4でフィニッシュ。総減点7で辛くもオランダを振り切り、今シーズンのネーションズカップ初優勝を飾った。

また、3位には総減点9のスイスが入り、以下4位に総減点12のスペイン、5位に総減点14のドイツ、6位に総減点17のアイルランド、7位に総減点20のフランスが続き、最下位は総減点35のカナダという結果に終わった。

PHOTO:©FEI