FEIワールドカップ・サクラメント大会はカール・クック(アメリカ)が優勝/サクラメント・インターナショナルホースショー2019

FEIワールドカップ

[サクラメント・インターナショナルホースショー2019/CSI3*-W Sacramento]

現地時間5日、サクラメント・インターナショナルホースショー2019(開催地:アメリカ/カリフォルニア州サクラメント)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米西部リーグ 第2戦・サクラメント大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、カール・クック(アメリカ)&カイルー24号が優勝。2位にはコナー・スワイル(アイルランド)&コス・ファン・ハイステ号、3位にはガイ・トーマス(ニュージーランド)&ジョンキールZ号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場27人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、6番のガイ・トーマス(ニュージーランド)&ジョンキールZ号。続いて、13番のヘゲウィッシュ・ディアス・インファンテ・エバラルド(メキシコ)&イルコスⅣ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、コナー・スワイル(アイルランド)&コス・ファン・ハイステ号、ヴァネッサ・マニングス(カナダ)&カティンカ号、カッシオ・リヴェッティ(ブラジル)&ドン・ヴィト号、カール・クック(アメリカ)&カイルー24号の4人馬がクリアラウンド。トータル6人馬がジャンプ・オフへと駒を進めた。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3番目にスタートを切ったコナー・スワイル(アイルランド)&コス・ファン・ハイステ号が37.35秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えてたガイ・トーマス(ニュージーランド)&ジョンキールZ号のタイムを1秒以上縮めて首位に立つ。

続く4番目のヴァネッサ・マニングス(カナダ)&カティンカ号も減点0でフィニッシュしたが、タイムは40.50秒でスワイルには大きく及ばない。しかし、最終6番目のカール・クック(アメリカ)&カイルー24号が36.75秒でクリアラウンド。一番時計を0.6秒を更新する会心のパフォーマンスにより、見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 サクラメント大会を制した。

この勝利により、クックは優勝賞金33,000ドル(約354万円)を獲得。北米西部リーグランキング首位浮上を果たした。

PHOTO:©FEI