FEIワールドカップ・サーマル大会はエイドリアン・スターンリット(アメリカ)が優勝/HITSナショナル・サンシャインシリーズⅡ 2019

FEIワールドカップ

[HITSナショナル・サンシャインシリーズⅡ2019/CSI3*-W Thermal]

現地時間9日、HITSナショナル・サンシャインシリーズⅡ 2019(開催地:アメリカ/カリフォルニア州サーマル)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米西部リーグ 第4戦・サーマル大会(標準障害飛越競技/150cm)にて、エイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号が優勝。2位にはケリ・ポッター(アメリカ)&アリエル・ラ・シレーヌ号、3位にはアダム・プルデント(アメリカ)&バロウティニュー号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番のベン・アセリン(カナダ)&ヴェイロン号。続く5番のケリ・ポッター(アメリカ)&アリエル・ラ・シレーヌ号も減点0でフィニッシュし、早々とジャンプ・オフが成立する。

その後、7番のジェニ・マカリスター(アメリカ)&エスカーダVS号、15番のアダム・プルデント(アメリカ)&バロウティニュー号、29番のエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号の3人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル5人馬で争われることになった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったケリ・ポッター(アメリカ)&アリエル・ラ・シレーヌ号が40.89秒でクリアラウンド。先に減点8で走行を終えていたベン・アセリン(カナダ)&ヴェイロン号をかわして、首位に立つ。

3番目のジェニ・マカリスター(アメリカ)&エスカーダVS号は2落下の減点8、4番目のアダム・プルデント(アメリカ)&バロウティニュー号はクリアラウンドしたものの、タイムは41.83秒でポッターには届かない。

しかし、最終5番目のエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号が39.56秒でクリアラウンド。見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 サーマル大会を制し、優勝賞金33,000ドル(約358万円)を獲得した。

PHOTO:©FEI