FEIワールドカップ・ウェリントン大会はダーラ・ケニー(アイルランド)が優勝/パームビーチ・マスターズシリーズ2020

FEIワールドカップ

[パームビーチ・マスターズシリーズ2020/CSI4*-W Wellington]

現地時間2日、パームビーチ・マスターズシリーズ2020(開催地:アメリカ/フロリダ州/ウェリントン)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米東部リーグ 第6戦・ウェリントン大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、ダーラ・ケニー(アイルランド)&クラシック・ドリーム号が優勝。2位にはカシオ・リヴェッティ(ブラジル)&バカラ・ダルションフォス号、3位にはデヴィン・ライアン(アメリカ)&エディー・ブルー号が入った。

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第1走行

出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番のデヴィン・ライアン(アメリカ)&エディー・ブルー号。続いて、20番のカシオ・リヴェッティ(ブラジル)&バカラ・ダルションフォス号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、クリアラウンドしたのは39番、世界ランク8位のダーラ・ケニー(アイルランド)&クラシック・ドリーム号のみとなり、ジャンプ・オフはトータル3人馬で争われることになった。

なお、世界ランク1位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)は減点8、同ランク7位のビージー・マッデン(アメリカ)は減点4、13位のマクレーン・ウォード(アメリカ)、日本のカレン・ポーリー(木下グループ)は途中棄権で第1走行敗退となった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2番目にスタートを切ったカシオ・リヴェッティ(ブラジル)&バカラ・ダルションフォス号が38.29秒でクリアラウンド。先に減点0でフィニッシュしていたデヴィン・ライアン(アメリカ)&エディー・ブルー号のタイムを0.71秒だけ上回り、首位に立つ。

しかし、最終3番目のダーラ・ケニー(アイルランド)&クラシック・ドリーム号がそのタイムをさらに1.59秒更新する36.70秒でクリアラウンド。見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 ウェリントン大会を制し、優勝賞金70,389ドル(約763万円)を獲得した。また、北米東部リーグランキングでは、ビージー・マッデン(アメリカ)が引き続き首位をキープしている。

PHOTO:©FEI