コナー・スワイル(アイルランド)がFEIワールドカップ・サクラメント大会を制し、北米リーグ2連勝/サクラメント・インターナショナルホースショー2021

FEIワールドカップ

[サクラメント・インターナショナルホースショー2021/CSI4*-W Sacramento]

現地時間9日、サクラメント・インターナショナル2021(開催地:アメリカ/カリフォルニア州サクラメント)期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 北米リーグ 第2戦・サクラメント大会(標準障害飛越競技/150-160cm)にて、コナー・スワイル(アイルランド)&ヴィタル・チャンス・デ・ラ・ローク号が優勝。2位にエリン・バラード(カナダ)&フーバースB号、3位にミスティ・カサール(アメリカ)&マイロード・コルネット号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場22人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番のミスティ・カサール(アメリカ)&マイロード・コルネット号。続いて、14番のナタリー・ディーン(アメリカ)&ココリナ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、17番のエリン・バラード(カナダ)&フーバースB号、20番のコナー・スワイル(アイルランド)&ヴィタル・チャンス・デ・ラ・ローク号の2人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフはトータル4人馬で争われることになった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3番目にスタートを切ったエリン・バラード(カナダ)&フーバースB号が37.25秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたミスティ・カサール(アメリカ)&マイロード・コルネット号をかわして、首位に立つ。

しかし、最終4番目のコナー・スワイル(アイルランド)&ヴィタル・チャンス・デ・ラ・ローク号がそのタイムをさらに1秒以上更新する36.12秒でクリアラウンド。見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 サクラメント大会を制し、優勝賞金75,240ドル(約844万円)を獲得した。

この勝利により、スワイルは第1戦・バンクーバー大会に続く北米リーグ2連勝を達成。2位に20ポイントの差をつけて、ランキング首位の座をキープしている。

PHOTO:©FEI