FEIワールドカップ・オスロ大会はケビン・ヨーケムス(オランダ)が優勝/キングスランド・オスロホースショー2021

FEIワールドカップ

[キングスランド・オスロホースショー2021/CSI5*-W Oslo]

現地時間17日、キングスランド・オスロホースショー2021(開催地:ノルウェー/オスロ)の最終日に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 西ヨーロッパリーグ 第1戦・オスロ大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、ケビン・ヨーケムス(オランダ)&ターボZ号が優勝。2位にピーター・クレメンス(ベルギー)&ハルデG号、3位にジャン・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、13番のアレッサンドラ・ライヒ(オーストリア)&ロイド号。続いて、15番のジャン・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、18番のオリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&ル・ブルー・ダイヤモンド・ヴィト・ルイターショフ号、19番のハリー・チャールズ(イギリス)&ロメオ号、27番のピーター・クレメンス(ベルギー)&ハルデG号、29番のクリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー号、30番のケビン・ヨーケムス(オランダ)&ターボZ号の5人馬がクリアラウンド。トータル7人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク5位でパンアメリカン競技大会2019個人・団体二冠のマルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)は減点4、同ランク11位のケビン・スタウト(フランス)は減点8、FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナルを過去3度制しているマーカス・アーニング(ドイツ)は途中棄権に終わり、ジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2番目のジャン・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が46.72秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたアレッサンドラ・ライヒ(オーストリア)&ロイド号のタイムを上回り、首位に立つ。

3番目のオリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&ル・ブルー・ダイヤモンド・ヴィト・ルイターショフ号、4番目のハリー・チャールズ(イギリス)&ロメオ号はいずれも減点4で敗退。しかし、5番目のピーター・クレメンス(ベルギー)&ハルデG号が46.09秒でクリアラウンド。フレデリクソンをかわして、首位に躍り出る。

そして、いよいよ最終6番目のケビン・ヨーケムス(オランダ)&ターボZ号がアリーナへ。大きな重圧がかかる中、スタートを切った人馬だったが、一番時計を1.32秒を更新する44.77秒でクリアラウンド。見事にFEIジャンピング・ワールドカップ201-2020 オスロ大会を制し、優勝賞金450,000ノルウェークローネ(約611万円)を獲得した。

PHOTO:© Kingsland Oslo Horse Show