シャンハイ・スワンズが今シーズンのGCL2勝目/GCL2021 第9戦・ロンドン大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第9戦・ロンドン大会/CSI5*GCL London]

現地時間13日および14日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第9戦・ロンドン大会(開催地:イギリス/ロンドン)が行われ、マックス・クーナー(オーストリア)、クリスチャン・アールマン(ドイツ)が出場したシャンハイ・スワンズが優勝。2位にロンドン・ナイツ、3位にサントロペ・パイレーツが入った。

GCL2021 第9戦・ロンドン大会は、13日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)、14日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。

第1ラウンド

第1ラウンドでは、4チームが総減点0でフィニッシュ。そのうち、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&クリントレクソZ号、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したシャンハイ・スワンズがタイム合計142.26秒で首位に立った。

続いて、第8戦・ベルリン大会からの連勝を狙うパリ・パンサーズがタイム合計144.61秒で2位、ロンドン・ナイツが145.33秒で3位、ドーハ・ファルコンズが148.83秒で4位、総減点4のベルリン・イーグルスが5位につけた。総減点8の6チームはタイム合計差により、サントロペ・パイレーツが6位、カスカイス・チャームスが7位、ニューヨーク・エンパイアが8位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが9位、マドリード・インモーションが10位、プラハ・ライオンズが11位に。

以下、総減点12の3チームもタイム合計差により、カンヌ・スターズが12位、スカンジナビアン・バイキングスが13位、モナコ・エイセスが14位、総減点21のマイアミ・セルティックスが15位、失権のハンブルグ・ジャイアンツはこの時点で最下位が確定した。

第2ラウンド

迎えた第2ラウンドでは、マックス・クーナー(オーストリア)&アップ・トゥ・ジャッコ・ブルー号が減点0、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号が減点4でフィニッシュしたシャンハイ・スワンズが総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)4、タイム合計157.42秒で全走行を終え、見事に優勝。今シーズンのGCL2勝目を飾り、賞金20,597ユーロ(約266万円)を獲得した。

エミリー・モフィット(イギリス)&ウイニング・グッド号が減点0、二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号が減点4でフィニッシュしたロンドン・ナイツも同じく総減点4で全走行を終えたが、タイム合計161.48秒で惜しくも2位に敗れた。

続いて、オリヴィエ・ロバート(フランス)&ヴィヴァルディ・デ・メノー号、ピーター・デボス(ベルギー)&ジェイドVDビショップ号がクリアラウンドをきめたサントロペ・パイレーツが総減点8でフィニッシュ。逆転で3位に入り、表彰台最後の一枠を確保。総減点12の5チームはタイム合計差により、プラハ・ライオンズが4位、パリ・パンサーズが5位、スカンジナビアン・バイキングスが6位、マドリード・インモーションが7位、ベルリン・イーグルスが8位に。

以下、総減点16のニューヨーク・エンパイアが9位、カスカイス・チャームスが10位、総減点20のモナコ・エイセスが11位、ドーハ・ファルコンズが12位、総減点22のカンヌ・スターズが13位、総減点37のマイアミ・セルティックスが14位、失権のファルケンスワールト・ユナイテッドは15位に終わった。

PHOTO:GCL