パリ・パンサーズが今シーズンのGCL初優勝/GCL2022 第9戦・パリ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第9戦・パリ大会/CSI5* GCL Paris]

現地時間24日および25日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第9戦・パリ大会(開催地:フランス/パリ)が行われ、ベン・マー(イギリス)&ファルテックHB号、ダーラ・ケニー(アイルランド)&ヴォルネイ・ドゥ・ボワデヴィル号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&エース・オブ・ハーツ号が出場したパリ・パンサーズが総減点12、タイム合計140.99秒で見事に優勝を飾った。

続いて、ジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&RMFゼシリー号、エドゥアルド・シュミッツ(スイス)&クノ号らが出場したマイアミ・セルティックスが総減点12、タイム合計142.75秒で2位、マーク・マコーリー(アイルランド)&GRSレディー・アマロ号、エドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&ベントレー・デ・サリー号らが出場したマドリード・インモーションが総減点12、タイム合計145.55秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第9戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ストックホルム・ハーツが177ポイントで首位、ベルリン・イーグルスが156ポイントで2位、マドリード・インモーションが155ポイントで3位、プラハ・ライオンズが153ポイントで4位、シャンハイ・スワンズが150ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは119ポイントで12位につけている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。