[ハブサイド・ ウインターツアー2021 ウィーク2/CSI4* Valence]
現地時間5日、ハブサイド・ ウインターツアー2021 ウィーク2(開催地:フランス/ヴァランス)最終日に行われたハブサイド・グランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、コーエン・ヴェリーク(ベルギー)&カサノヴァ・デ・ラ・ポム号が優勝。2位にニコラス・デルモット(フランス)&アイレックスVP号、3位にフランソワ・ザビエル・ブーダント(フランス)&ブラジル・デュ・メゼル号が入った。
第1走行
出場32人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、7番のシモン・ドレストア(フランス)&ティンカズ・ヒーローZ号。続いて、13番のピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&ガレッゾ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、フランソワ・ザビエル・ブーダント(フランス)&ブラジル・デュ・メゼル号、グドルン・パティート(ベルギー)&シー・コースト・ペブルスZ号、コーエン・ヴェリーク(ベルギー)&カサノヴァ・デ・ラ・ポム号、ニコラス・デルモット(フランス)&アイレックスVP号など7人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル9人馬で争われることになった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、4番目のフランソワ・ザビエル・ブーダント(フランス)&ブラジル・デュ・メゼル号が36.95秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたピエリジョルジオ・ブッチ(イタリア)&ガレッゾ号、シモン・ドレストア(フランス)&ティンカズ・ヒーローZ号のタイムを上回り、首位に立つ。
5番目のグドルン・パティート(ベルギー)&シー・コースト・ペブルスZ号、7番目のブルーノ・ガレス(フランス)&ユナイテッド・サンヘップ号も減点0で続くが、タイムはパティートが37.24秒、ガレスが37.47秒で、いずれも一番時計を更新することはできない。
しかし、8番目のコーエン・ヴェリーク(ベルギー)&カサノヴァ・デ・ラ・ポム号が35.77秒でクリアラウンド。一番時計の1.18秒更新して首位に躍り出ると、最終9番目のニコラス・デルモット(フランス)&アイレックスVP号もクリアラウンドしたが、タイムは36.77秒でわずかに届かず。
以上の結果、コーエン・ヴェリーク(ベルギー)&カサノヴァ・デ・ラ・ポム号が見事にハブサイドグランプリを制し、優勝賞金25,000ユーロ(約319万円)を獲得した。
PHOTO:©Hubside Jumping