ジャパン・オープン2022年度 第2戦(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2022年5月13日(金)~5月15日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[ジャパン・オープン2022年度 第2戦/日本馬術連盟公認3*競技会]

2022年5月13日(金)~5月15日(日)の3日間にわたり、ジャパン・オープン2022年度 第2戦(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)が開催され、最終日にはFEIワールドカップ・掛川大会(AⅡグレード決勝)とB・C・D・E各グレードの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンは、日本で初めて馬の能力に応じたグレード制を導入した障害馬術競技のシリーズ戦であり、2022年度は全9大会を開催予定。AⅡグレード(大障害B)、Bグレード(中障害A)、Cグレード(中障害B)、Dグレード(中障害C)、Eグレード(中障害D)という5つのグレードで競技が実施され、第1戦~第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦~第7戦までに4回以上参加した団体(頭数無制限)、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得する。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。

ジャパン・オープン2022年度 第2戦(日本馬術連盟公認4*競技会)開催案内/2022年5月13日(金)~5月15日(日)

Eグレード(中障害D)決勝

-優勝-
波多野有哉&リリオ号
(ステーブル小淵沢)

61人馬が出場したEグレード決勝(二段階走行競技/110cm以下)では、30人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の18.83秒(第2段階のタイム。以下同)をマークした波多野有哉&リリオ号(ステーブル小淵沢)が見事に優勝を飾り、賞金20万円を獲得した。

続いて、林 義昌&モエレ号(北総乗馬クラブ)が減点0、19.14秒で2位、福島大輔&チヴァリアSH号(STAR HORSES)と林 義昌&ピーバー号(北総乗馬クラブ)が減点0、19.25秒で3位タイ、梁川正重&ミシェル31号(早来エクワインファーム)が減点0、19.32秒で5位に入った。なお、大会2日目のEグレード標準障害を勝った増山治夫&スプリングマーチ号(小山乗馬クラブ)は減点4の31位という結果に終わっている。

リリオ号(ステーブル小淵沢)は北海道産のサラブレッド種(19歳牝馬)。2008年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、しもつけ乗馬大会2008(2スター)でMDグランプリ優勝、2009フジホースショー・スプリンググランプリ(2スター)でフジ中障害飛越競技Dファイナル優勝、オリンピック記念馬術大会2017(2スター)で中障害Dを2勝、全日本ジュニア障害馬術大会2019でチルドレンライダー障害飛越選手権9位という成績を残している。

Dグレード(中障害C)決勝

-優勝-
大谷永吉&ボイス号
(カイマナファーム)

27人馬が出場したDグレード決勝(二段階走行競技/120cm以下)では、13人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の26.52秒をマークした大谷永吉&ボイス号(カイマナファーム)が見事に優勝を飾り、賞金20万円を獲得した。

続いて、西脇小夜子&セルヴィス号(ニシワキステーブル)が減点0、27.76秒で2位、西塚建二&クランベリーWS号(ファナウステーブル)が減点0、28.44秒で3位、柏木耕平&オプティマスグリーン号(AKホースガーデン)が減点0、28.65秒で4位、佐藤賢希&ハリーM号(長野県馬術連盟)が減点0、30.01秒で5位に入った。なお、大会初日・2日目のDグレード標準障害を連勝した吉田なな美&ヴィゴー号(MITA馬事公苑 吉田stable)は決勝競技への出場を見送っている。

ボイス号(カイマナファーム)はベルギー産のザンガーシェイド種(13歳牝馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、水口クリスマスホースショー2019(1スター)で中障害Bを2勝、兵庫県民馬術大会2021(1スター)で 中障害飛越Cファイナル優勝、全日本ジュニア障害馬術大会2021でジュニアライダー障害飛越選手権16位、全日本障害馬術大会2021 Part II で中障害飛越競技C決勝27位という成績を残している。

※写真はイメージです(つま恋乗馬倶楽部での競技風景)