[ジャンピング・インターナショナル・デ・ラボール2021/CSIO5* La Baule]
現地時間13日、ジャンピング・インターナショナル・デ・ラボール2021(開催地:フランス/ラボール)最終日に行われたロンジングランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/160cm)にて、ニコラス・デルモット(フランス)&ウロヴォソ・デュ・ロック号が優勝。2位にローラン・ゴフィネ(フランス)&アトム・デ・エティセス号、3位にマーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号が入った。
第1走行
出場50人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番のニコラス・デルモット(フランス)&ウロヴォソ・デュ・ロック号。続いて17番、世界ランク3位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号が減点0でフィニッシュし、この時点でジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、ローラン・ゴフィネ(フランス)&アトム・デ・エティセス号、モーダ・セヤダ(エジプト)&ガラントスSHK号、ベルトラム・アレン(アイルランド)&ハーレイVDビショップ号、フィリッポ・マルコ・ボログニ(イタリア)&キラツィオ号の4人馬がクリアラウンド。トータル6人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
なお、世界ランク2位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ(スイス)、同ランク8位のダーラ・ケニー(アイルランド)、16位のピーター・デボス(ベルギー)、19位のケビン・スタウト(フランス)はいずれも減点4で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃した。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターのニコラス・デルモット(フランス)&ウロヴォソ・デュ・ロック号が早々とクリアラウンド。45.83秒の好タイムをマークし、後続にプレッシャーをかける。
2番目のマーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号は減点4、3番目のローラン・ゴフィネ(フランス)&アトム・デ・エティセス号はクリアラウンドをきめたが、タイムは46.06秒でデルモットには届かない。
そして、4番目のモーダ・セヤダ(エジプト)&ガラントスSHK号、5番目のベルトラム・アレン(アイルランド)&ハーレイVDビショップ号、最終6番目のフィリッポ・マルコ・ボログニ(イタリア)&キラツィオ号はすべて減点4でフィニッシュ。
以上の結果、ニコラス・デルモット(フランス)&ウロヴォソ・デュ・ロック号が見事にロンジングランプリを制し、優勝賞金66,000ユーロ(約876万円)を獲得した。
PHOTO:©Longines Jumping International de la Baule