LGCTグランプリ・マイアミビーチはエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)が優勝/LGCT2018 第2戦・マイアミビーチ大会

LGCT/GCL

[ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2018 第2戦・マイアミビーチ大会/CSI5*GCT Miami Beach]

ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2018 第2戦・マイアミビーチ大会(アメリカ/フロリダ州マイアミ)3日目の現地時間7日。LGCTグランプリ・マイアミビーチ(標準障害飛越競技/160cm)にて、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&カリフォルニア号が優勝。2位にはバッセム・モハメッド(カタール)&グンダー号、3位にはダーラ・ケニー(アイルランド)&カッシーニZ号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は7番のピーター・デボス(ベルギー)&クライレZ号。続いて16番のエドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&フィドゥックス号も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、LGCT2011・2012チャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&カリフォルニア号、バッセム・モハメッド(カタール)&グンダー号、ダーラ・ケニー(アイルランド)&カッシーニZ号の3人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフは5人馬で争われることとなった。

なお、LGCT2013・2014チャンピオンで第1戦・メキシコシティ大会のグランプリを制したスコット・ブラッシュ(イギリス)は減点4で惜しくもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

トップバッターのピーター・デボス(ベルギー)&クライレZ号、2番目のエドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&フィドゥックス号が1落下の減点4でフィニッシュした後、3番目のダーラ・ケニー(アイルランド)&カッシーニZ号がスタート。素晴らしいスピードでコースを駆け抜けた人馬だったが、最終障害でバーを落として痛恨の減点4フィニッシュ。全選手中トップの30.87秒をマークしただけに、非常に悔やまれる1落下となった。

そして、残り2人馬となったところで、4番目のバッセム・モハメッド(カタール)&グンダー号がジャンプ・オフ最初のクリアラウンド。35.47秒をマークし、首位に立つ。しかし、最終5番目のエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&カリフォルニア号がそのタイムを3秒以上も上回る32.07秒でクリアラウンド。見事にLGCTグランプリ・マイアミビーチを制し、優勝賞金100,000ユーロ(約1,321万円)を獲得した。

この勝利により、アレクサンダーは12月のLGCT最終戦・プラハ大会で行われるLGCTスーパーグランプリの出場権を手にする共に、LGCT2018年間ランキングも3位に浮上。また、同ランク首位はスコット・ブラッシュ(イギリス)がキープ。2位にはピーター・デボス(ベルギー)がつけた。

PHOTO:© LGCT / Stefano Grasso/Stefano Grasso