ダニエル・ドイサー(ドイツ)がLGCTグランプリ・ドーハを制覇/LGCT2020 第1戦・ドーハ大会

LGCT/GCL

[ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2020 第1戦・ドーハ大会/CSI5*GCT Doha]

現地時間7日、ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー2020 第1戦・ドーハ大会(開催地:カタール/ドーハ)最終日に行われたLGCTグランプリ・ドーハ(標準障害飛越競技/160cm)にて、ダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号が優勝。2位には二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガ V.H ディンゲスホフ号、3位にはジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号が入った。

第1走行

出場32人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、28番の二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガ V.H ディンゲスホフ号。続いて、30番のダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、後続の人馬はいずれもクリアラウンドを逃したため、ジャンプ・オフは2人馬による一騎打ちで争われることになった。なお、世界ランク5位で2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリストのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)、LGCT2013・2014チャンピオンのスコット・ブラッシュ(イギリス)、マーカス・アーニング(ドイツ)、クリスチャン・アールマン(ドイツ)、ケビン・スタウト(フランス)はいずれも減点4で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、最初にスタートを切った二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガ V.H ディンゲスホフ号が44.08秒の好タイムでクリアラウンドをきめる。しかし、対するダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号は、そのタイムをさらに1.5秒以上縮める42.54秒でクリアラウンド。

以上の結果、ダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号が見事にLGCTグランプリ・ドーハを制し、優勝賞金123,750ユーロ(約1,550万円)を獲得した。

PHOTO:© LGCT / Stefano Grasso/Stefano Grasso