三重とこわか馬術競技大会(国体代替大会)障害馬術競技1日目 競技結果/2022年3月12日(土)

国民体育大会

[三重とこわか馬術大会(国体代替大会)]

3月12日、三重とこわか馬術大会(開催地:鈴鹿ホースパーク/三重県鈴鹿市)の障害馬術競技にて、成年女子標準障害飛越競技、少年標準障害飛越競技、少年スピード&ハンディネス(S&H)競技、成年男子ダービー競技のの4種目が実施された。各種目の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

三重とこわか馬術競技大会(国体代替大会)障害馬術競技2日目 競技結果/2022年3月13日(日)

※上写真は少年標準障害飛越競技を制した岡本果林&ジゴロ号(兵庫県)

少年S&H競技

-優勝-
川村颯太&ハーベスト号

(静岡県)

22人馬が出場した少年スピード&ハンディネス競技(スピード&ハンディネス競技/110cm以下)では競技終盤、20番の川村颯太&ハーベスト号(静岡県)が52.94秒でフィニッシュし、一番時計を更新。後続のこのタイムを上回る人馬は現れず、2位に0.33秒差をつけて、見事に優勝を飾った。

続いて、眞田 翔&デイリーニュース号(広島県)が53.27秒で2位、瀧田 玲&グッドルーカス号(栃木県)が54.18秒で3位、少年標準障害飛越競技との2種目制覇を狙った岡本果林&ジゴロ号(兵庫県)は1落下のペナルティタイム4秒が加算され、54.77秒で4位、吉永真由子&ファンタジスタ号(三重県)が54.82秒で5位に入った。

ハーベスト号はライディングクラブフジファーム所属、内国産の中間種(10歳牝馬)。2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2016 PartⅡで中障害飛越競技D(S&H)優勝、2017フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でフジ中障害飛越競技Cファイナル 優勝、大阪グランプリ2018 スプリング大会(4スター)で中障害飛越《C》優勝という成績を残している。

成年男子ダービー競技

-優勝-
広田龍馬&キャンベラZ号
(栃木県)

成年男子ダービー競技(ダービー競技/125cm以下)には6人馬が出場し、2人馬がジャンプ・オフへ進出。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、広田龍馬&キャンベラZ号(栃木県)が35.63秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、中村 勇&フォンビア号(三重県)は減点4でフィニッシュ。以上の結果、広田龍馬&キャンベラZ号(栃木県)が見事に優勝を飾り、賞金10万円を獲得した。

続いて、中村 勇&フォンビア号(三重県)2位、第1走行で減点4だった梅田敬仁&ジェラール・ピケ号(三重県)が3位、同じく減点4の浜崎健二&ピックウィジョン号(熊本県)がタイム差で4位、減点8の蒲原宏典&クラリス号(高知県)が5位、減点44の早田 明&ガロンヌ号(福島県)が6位となった。

キャンベラZ号は那須トレーニングファーム所属、ベルギー産のザンガーシャイド種(14歳牝馬)。2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本ジュニア障害馬術大会2021でジュニアライダー障害飛越競技(標準)優勝、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで中障害飛越競技B(S&H)優勝。今大会では、広田思乃とのコンビで成年女子標準障害飛越競技も制しており、2種目制覇を達成している。