三重とこわか馬術競技大会(国体代替大会)障害馬術競技2日目 競技結果/2022年3月13日(日)

国民体育大会

[三重とこわか馬術大会(国体代替大会)]

3月13日、三重とこわか馬術大会(開催地:鈴鹿ホースパーク/三重県鈴鹿市)の障害馬術競技にて、少年ダービー競技、少年二段階障害飛越競技、成年男子標準障害飛越競技の3種目が実施された。各種目の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

三重とこわか馬術競技大会(国体代替大会)障害馬術競技1日目 競技結果/2022年3月12日(土)

※上写真は少年二段階障害飛越競技を制した広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(栃木県)

少年ダービー競技

-優勝-
砂川成弘&グリーンロウスカイハイ号
(奈良県)

6人馬で争われた少年ダービー競技(ダービー競技/110cm以下)では、2人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。一騎打ちとなったジャンプ・オフでは、砂川成弘&グリーンロウスカイハイ号(奈良県)が39.50秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、見事に優勝。対する船橋友希那&グレイトフルマッシュルーム号(岩手県)は1落下の減点4でフィニッシュし、惜しくも2位に敗れた。

続いて、第1走行を減点4で終えた3人馬がタイム差により、吉田夏希&フランクリン号(滋賀県)が3位、奥田記枝&ジェラール・ピケ号(三重県)が4位、瀧田 玲&グッドルーカス号(栃木県)が5位、減点8だった杉山仁美&ピックウィジョン号(熊本県)が6位となった。

グリーンロウスカイハイ号は乗馬クラブクレインオリンピックパーク所属、アイルランド産のアイリッシュスポーツホース種(19歳セン馬)。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、砂川成弘とのコンビで、全日本障害馬術大会2021 PartⅡのダービー競技決勝18位、全日本ジュニア障害馬術大会2012のジュニアライダー障害飛越選手権26位という成績を残している。

少年二段階障害飛越競技

-優勝-
広田大和&ブレイヴスターズofヤス号
(栃木県)

19人馬が出場した少年二段階障害飛越競技(二段階障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、6人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の24.05秒(第2段階のタイム。以下同)をマークした広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(栃木県)が見事に優勝を飾った。

続いて、少年標準障害飛越競技で2位だった渡辺 明&ケルフィル号(奈良県)が24.49秒で惜しくも2位、杉山海波&ミラナ号(静岡県)が24.75秒で3位、真川葵衣&コビーナ号(三重県)が25.46秒で4位、泉 和華子&クアドリフォリオ号(滋賀県)が26.39秒で5位となった。

ブレイヴスターズofヤス号は那須トレーニングファーム所属、ドイツ産のウエストファーレン種(11歳牝馬)。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、広田大和とのコンビで今年1月に開催された全日本障害馬術大会2021 PartⅡで中障害飛越競技C決勝を制覇。同年の全日本ジュニア障害馬術大会2021のジュニアライダー障害飛越競技に出場し、S&Hで10位、標準で22位。2020年の全日本障害馬術大会2020 PartⅠでは中障害飛越競技Bに出場し、決勝で17位に入っている。