[MLSJ2021 第10戦 ラ・キンタ大会Ⅱ/CSI5* MLSJ Thermal]
現地時間11日、MLSJ(メジャーリーグ・ショージャンピング)2021 第10戦 ラ・キンタ大会Ⅱ(開催地:アメリカ/カリフォルニア州サーマル)5日目に行われたアデクアン・MLSJグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、ジョーダン・コイル(アイルランド)&アリソ号が優勝。2位にマクレーン・ウォード(アメリカ)&カスパー・ファン・ヘット・ヘレホフ号、3位にエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号が入った。
第1走行
出場37人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、17番のサム・ウォーカー(カナダ)&ハーメリエンVDホーフーヘ号。続いて、20番のカール・クック(アメリカ)&カイル―24号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、世界ランク12位のマクレーン・ウォード(アメリカ)&カスパー・ファン・ヘット・ヘレホフ号、エイミー・ミラー(カナダ)&トルーマン号、ナイエル・ナサール(エジプト)&イゴール・ヴァン・デ・ウィットモーラ号、ジョーダン・コイル(アイルランド)&アリソ号、マージー・ゴールドスタイン・アングル(アメリカ)&ロイス号、クリステン・ヴァンダービーン(アメリカ)&ブル・ランズ・リゼン号、エイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号の7人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル9人馬で争われることになった。
なお、世界ランク13位のコナー・スワイル(アイルランド)は減点4でのフィニッシュとなり、ジャンプ・オフへ駒を進めることはできなかった。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、5番目のジョーダン・コイル(アイルランド)&アリソ号が34.49秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていたナイエル・ナサール(エジプト)&イゴール・ヴァン・デ・ウィットモーラ号、エイミー・ミラー(カナダ)&トルーマン号をかわして、首位に立つ。
6番目のマージー・ゴールドスタイン・アングル(アメリカ)&ロイス号は減点4、7番目のクリステン・ヴァンダービーン(アメリカ)&ブル・ランズ・リゼン号は減点8で敗退。8番目のマクレーン・ウォード(アメリカ)&カスパー・ファン・ヘット・ヘレホフ号はクリアラウンドしたが、41.02秒で一番時計には大きく届かず。そして、最終9番目のエイドリアン・スターンリット(アメリカ)&ベニーズ・レガシー号も減点4でフィニッシュ。
以上の結果、ジョーダン・コイル(アイルランド)&アリソ号が見事にアデクアン・MLSJグランプリを制し、優勝賞金75,900ドル(約860万円)を獲得した。
PHOTO:© Major League Showjumping