ヘリオスが今シーズンのチームコンペティション6勝目で年間チャンピオンタイトルを獲得/MLSJ2022 第10戦 ラ・キンタ大会Ⅱ

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[MLSJ2022 第10戦 ラ・キンタ大会Ⅱ/CSI5* MLSJ Thermal]

現地時間9日、MLSJ(メジャーリーグ・ショージャンピング)2022 第9戦 ラ・キンタ大会(開催地:アメリカ/カリフォルニア州サーマル)2日目に行われたMLSJチームコンペティション(チーム対抗戦/150cm)にて、カール・クック(アメリカ)&カリンカ・ヴァント・ゾーグヴリート号、アシュリー・ボンド(イスラエル)&ドナテッロ141号、ブリス・ヒアーズ(アメリカ)&アンチドート・デ・マーズ号が出場したヘリオスが見事に優勝を飾った。

続いて、ポール・オシェア(アイルランド)&スクワート・ガン号、エイミー・ミラー(カナダ)&クリスティアーノ号、ジャクリーン・ステフェンス(カナダ)&フリーキー号が出場したアイキャンディが2位、ケント・ファリントン(アメリカ)&オーストリア2号、エリン・バラード(カナダ)&ナルコティック V/H ディンゲンショフ号、ナタリー・ディーン(アメリカ)&ココリナ号が出場したチームルガーノが3位に入った。

この勝利により、ヘリオスは第1戦・バンクーバー大会、第2戦・トラヴァースシティ大会、第3戦・トロント大会、第6戦・サンミゲル・デ・アジェンデ大会、第7戦・モンテレイ大会に続く6勝目をマーク。トータル84ポイントを獲得し、年間チャンピオンタイトル戴冠をはたした。以下、アイキャンディが74ポイントで2位、スパイコーストスパイスが55ポイントで3位、トレイルブレイザーズが54ポイントで4位、クルセイダースが46ポイントで5位、チームルガーノが42ポイントで6位、ロードランナーズが38ポイントで7位、ノーザンライツが33ポイントで8位となっている。

MLSJチームコンペティションでは、8チームによるチーム対抗戦。今シーズンは全10大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、ラウンド1(標準障害飛越競技238.2.1/150cm)、ジャンプ・オフ1(スピード&ハンディネス競技/150cm)、ジャンプ・オフ2(スピード&ハンディネス競技/150cm)の3競技を実施。ラウンド1は全8チームが出場し、各チーム3人馬が走行。総減点とタイム合計で順位を決定し、上位4チームがジャンプ・オフ1へ進出する。ジャンプ・オフ1は各チーム2人馬が走行。タイム合計で順位を決定し、ジャンプ・オフ2にて、上位2チームが決勝戦、下位2チームが3位決定戦を戦う。ジャンプ・オフ2は各チーム1人馬が走行し、走行タイムで順位を決定する。

MLSJ2022 第10戦 ラ・キンタ大会Ⅱ 開催案内/2022年12月8日(木)~12月11日(日)

PHOTO:© Major League Showjumping

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。