ダニエル・ブルマン(イスラエル)がクボタ CSI5* グランプリを制す/MLSJ2022 第3戦 トロント大会

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[MLSJ2022 第3戦 トロント大会/CSI5* MLSJ Toronto]

現地時間21日、MLSJ(メジャーリーグ・ショージャンピング)2022 第3戦 トロント大会(開催地:カナダ/トロント)最終日に行われた$214,300 クボタ CSI5* グランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、ダニエル・ブルマン(イスラエル)&ジェマW号が優勝。クリステン・ヴァンダービーン(アメリカ)&ブル・ランズ・プリンス・オブ・ピース号が2位、エリン・バラード(カナダ)&ナルコティック V/H ディンゲンショフ号が入った。

MLSJ2022 第3戦 トロント大会 開催案内/2022年8月18日(木)~8月21日(日)

第1走行

出場25馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番のグラント・シーガー(アメリカ)&フリーダ号。続いて、3番のエリン・バラード(カナダ)&ナルコティック V/H ディンゲンショフ号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、世界ランク10位のケント・ファリントン(アメリカ)&クリーダンス号、同ランク19位のダニエル・ブルマン(イスラエル)&ジェマW号、マージー・ゴールドスタイン・アングル(アメリカ)&ディカス号、クリステン・ヴァンダービーン(アメリカ)&ブル・ランズ・プリンス・オブ・ピース号、エイミー・ミラー(カナダ)&クリスティアーノ号の4人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル7人馬で争われることになった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、4人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の35.30をマークしたダニエル・ブルマン(イスラエル)&ジェマW号が見事に$214,300 クボタ CSI5* グランプリを制し、優勝賞金53,575ドル(約736万円)を獲得した。

続いて、クリステン・ヴァンダービーン(アメリカ)&ブル・ランズ・プリンス・オブ・ピース号が減点0、36.27秒で2位、エリン・バラード(カナダ)&ナルコティック V/H ディンゲンショフ号が減点0、37.26秒で3位、マージー・ゴールドスタイン・アングル(アメリカ)&ディカス号が減点0、37.29秒で4位、ケント・ファリントン(アメリカ)&クリーダンス号が減点4、35.82秒で5位となった。

ジェマW号はオランダのKWPN種(11歳牝馬)。2018年よりダニエル・ブルマン(イスラエル)とコンビを組み、2021年にアメリカのCSI4*でグランプリ優勝、2020年にアメリカのCSI3*でグランプリ2位という成績を残している。

PHOTO:© Major League Showjumping

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。