那須グランドホースショー2022(日本馬術連盟公認4*競技会)競技結果/2022年7月1日(金)~7月3日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[那須グランドホースショー2022/日本馬術連盟公認4*競技会]

2022年7月1日(金)~7月3日(日)の3日間にわたり、那須グランドホースショー2022(開催地:那須トレーニングファーム/栃木県那須塩原市)が開催され、大会2日目には那須グランプリ 兼 FEIワールドカップ 日本リーグ・那須大会(CSI1*-W Nasu)、最終日にはグランドカップ、フューチャーズカップ、MCクラシック、MDクラシックといった各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

那須グランドホースショー2022(日本馬術連盟公認4*競技会)開催案内/2022年7月1日(金)~7月3日(日)

グランドカップ

-優勝-
林 義昌&デスペラードAM号
(北総乗馬クラブ)

13人馬が出場したグランドカップ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の37.54秒をマークした林 義昌&デスペラードAM号(北総乗馬クラブ)が見事に優勝。大会初日のグランドスピードに続く、このクラスを2勝目を飾り、賞金30万円を獲得した。

続いて、増山大治郎&ア・ガール・ドゥ・シャヴァノン号(筑波スカイラインスティーブル)が減点0、38.64秒で2位、斉藤香奈恵&ロビンソン号(乗馬クラブリバーサイドステーブル浜北)が減点0、43.51秒で3位、佃 日出彦&キングアーサー号(乗馬クラブリバーサイドステーブル浜北)が減点4、39.14秒で4位、鯨岡啓輔&コンテラス号(東関東ホースアンドハウンド)が減点8、39.34秒で5位に入った。

デスペラードAM号(北総乗馬クラブ)はオランダ産のKWPN種(14歳セン馬)。2019年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2020フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でフジ中障害飛越競技Aファイナル優勝、全日本障害馬術大会2020 Part I で中障害飛越競技A決勝優勝、ジャパン・オープン2021年度 第1戦(3スター)でAⅡグレード決勝優勝などの成績を残している。

フューチャーズカップ

-優勝-
広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフル号
(那須トレーニングファーム)

19人馬が出場したフューチャーズカップ(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、6人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の37.36秒をマークした広田思乃&ライフ・イズ・ビューティフル号(那須トレーニングファーム)が見事に優勝を飾り、賞金15万円を獲得した。

続いて、鶴見菜月&オベロンZ号(壬生乗馬クラブ)が減点0、37.87秒で2位、林 義昌&クレド号(北総乗馬クラブ)が減点0、38.28秒で3位、大会初日のMBスピード&ハンディネス、2日目のMBノーマルを連勝した佐藤 泰&コンタドーラ号(明松寺馬事公苑)が減点4、35.53秒で4位、池田弘彰&ゲイル号(OISO乗馬クラブ)が減点4、36.12秒で5位に入った。

ライフ・イズ・ビューティフル号(那須トレーニングファーム)はスウェーデン産のスウェディッシュ・ウォームブラッド種(19歳セン馬)。2011年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、国民体育大会2017で国体大障害飛越競技優勝、全日本障害馬術大会2018 PartⅠで全日本障害飛越選手権優勝、FEIジャンピング・ワールドカップ 日本リーグ優勝など、数多くのビッグタイトルを獲得。日本代表としてFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2019にも出場をはたした。