日本代表チームがスペインでネーションズカップに出場/サンシャインツアー2020 オータムツアーウィーク6

海外障害馬術競技会

[サンシャインツアー2020 ウィーク6/CSIO3*Vejer de la Frontera]

現地時間28日、サンシャインツアー2020 オータムツアーウィーク6(開催地:スペイン/ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ)3日目に行われたネーションズカップ(国別団体戦/標準障害飛越競技/145cm)に日本代表チームが出場。17チーム中、9位という成績を収めた。

この競技には、日本・アイルランド・アルゼンチン・イギリス・イタリア・エジプト・オランダ・カナダ・スウェーデン・スペイン・デンマーク・ドイツ・フランス・ブラジル・ベルギー・ポルトガル・モロッコの17チーム、68人馬(各チーム4人馬でチームを編成)が出場。第1走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、総減点の少ない上位8チームが第2走行へ進出。第1・第2走行トータルの総減点が最も少ないチームが優勝となる。

日本代表チームは、吉澤 彩(ヨシザワライディングファーム)&コンラト号、高田崚史(小山乗馬クラブ)&クイックチンWH Z号、川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ケルビン号、杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)&ヒロイン・デ・ミューズ号の4人馬でオーダーで組み、世界の強豪に挑んだ。

第1走行

第1走行では、日本代表の先陣を切った吉澤 彩(ヨシザワライディングファーム)&コンラト号が、72.29秒で見事にクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。チームを勢いづける、最高のスタートを飾った。

しかし、2番手の杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)&ヒロイン・デ・ミューズ号、3番手の高田崚史(小山乗馬クラブ.)&クイックチンWH Z号は終盤で1つバーを落とし、いずれも減点4。また、4番手の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&ケルビン号は2落下に規定タイムオーバーが加わり、減点9でフィニッシュ。

以上の結果、日本代表チームは総減点8の9位タイで惜しくも第2走行進出はならず。総減点0のアイルランド・エジプト、総減点2のデンマーク、総減点4のドイツ・スウェーデン、総減点5のブラジル・ポルトガル・モロッコが第2走行へ駒を進めた。

第2走行

迎えた第2走行では、デビッド・ウィル(ドイツ)&C ヴィアー2号、ヤンネ・フレデリック・マイヤー・ゼマーマン(ドイツ)&チェスムKJ号、マルク・ベッティンガー(ドイツ)&アンダーカバーZ号の3人馬がクリアラウンドをきめたドイツが、総減点(第1・第2走行トータルの総減点。以下同)4をキープして逆転優勝。

続いて、総減点6のデンマークが2位、総減点8のアイルランドが3位で表彰台入り。以下、総減点10のブラジルが4位、総減点12で並んだスウェーデンとエジプトが5位タイ、総減点14のモロッコが7位、総減点25のポルトガルが8位という結果に終わっている。

PHOTO:Sunshine Tour / Moises Basallote Fotografia