ペネロペ・ルプレボ(フランス)がアンダルシア・ビッグツアーグランプリ 1.55優勝/アンダルシア・サンシャインツアー2022 ウィーク5

サンシャインツアー

[アンダルシア・サンシャインツアー2022 ウィーク5/CSI4*Vejer de la Frontera]

現地時間12日、アンダルシア・サンシャインツアー2022 ウィーク5(開催地:スペイン/ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ)6日目に行われたアンダルシア・ビッグツアーグランプリ 1.55(標準障害飛越競技 238.2.2/155cm)にて、ペネロペ・ルプレボ(フランス)&GFEエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号が優勝。2位にアルマンド・トラポーテ(スペイン)&トルネードVS号、3位にフェリペ・アマラル(ブラジル)&アンドロイド3K号が入った。

第1走行

出場50人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、6番のフェリペ・アマラル(ブラジル)&アンドロイド3K号。続いて、14番のイェンス・バックマン(ドイツ)&ノマニー号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、ペネロペ・ルプレボ(フランス)&GFEエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号、アルマンド・トラポーテ(スペイン)&トルネードVS号の2人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル4人馬で争われることになった。なお、日本の杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)&クインシー194号は途中棄権に終わり、ジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の35.92秒マークしたペネロペ・ルプレボ(フランス)&GFEエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号が2位に4秒以上の差をつけて快勝。見事にアンダルシア・ビッグツアーグランプリ 1.55を制し優勝賞金23,800ユーロ(約305万円)を獲得した。

続いて、アルマンド・トラポーテ(スペイン)&トルネードVS号が減点0、40.13秒で2位、フェリペ・アマラル(ブラジル)&アンドロイド3K号が減点4で3位、同じく減点4だったイェンス・バックマン(ドイツ)&ノマニー号がタイム差で4位、第1走行を減点1で終えたローラ・クラフェケ(ドイツ)&クイン13号が5位に入った。

GFEエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(12歳牡馬)。2017年よりペネロペ・ルプレボ(フランス)とコンビを組み、2019年にベルギーのCSI3*でグランプリ優勝、2021年にフランスのCSI4*でグランプリ2位という成績を残している。

PHOTO:© Sunshine Tour / Moises Basallote Fotografia / Ahmed44 Photography

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。