ベルナルド・アウヴェス(ブラジル)がスズキグランプリを制す/アンダルシア・サンシャインツアー2022 ウィーク6

サンシャインツアー

[アンダルシア・サンシャインツアー2022 ウィーク6/CSI4*Vejer de la Frontera]

現地時間20日、アンダルシア・サンシャインツアー2022 ウィーク6(開催地:スペイン/ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ)最終日に行われたスズキグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/155cm)にて、ベルナルド・アウヴェス(ブラジル)&モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号が優勝。2位にホリー・スミス(イギリス)&フルセリ号、3位にスーザン・フィッツパトリック(アイルランド)&ヴェルディクト・デ・ケゼグ号が入った。

第1走行

出場50人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、20番のベルナルド・アウヴェス(ブラジル)&モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号。続く21番、スーザン・フィッツパトリック(アイルランド)&ヴェルディクト・デ・ケゼグ号も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、ホリー・スミス(イギリス)&フルセリ号、キャメロン・ハンリー(アイルランド)&ESIトゥールーズ号、サラ・ヴィングラルコワ(チェコ)&クイサンドロ号の3人馬がクリアラウンド。トータル3人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の40.29秒をマークしたベルナルド・アウヴェス(ブラジル)&モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号が見事にスズキグランプリを制し優勝賞金23,800ユーロ(約313万円)を獲得した。

続いて、ホリー・スミス(イギリス)&フルセリ号が減点0、40.81秒で2位、スーザン・フィッツパトリック(アイルランド)&ヴェルディクト・デ・ケゼグ号が減点4、41.97秒で3位、キャメロン・ハンリー(アイルランド)&ESIトゥールーズ号が減点4、42.74秒で4位、サラ・ヴィングラルコワ(チェコ)&クイサンドロ号が減点4、44.28秒で5位となった。

モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(10歳牡馬)。2020年よりベルナルド・アウヴェス(ブラジル)とコンビを組み、2021年にベルギーのCSI2*でグランプリ優勝を飾っている。

PHOTO: © Sunshine Tour 

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。