ジェームス・スミス(イギリス)がディプタシオンデカディスグランプリ1.55を制す/アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク5

サンシャインツアー

[アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク5/CSI4*Vejer de la Frontera]

現地時間12日、アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク5(開催地:スペイン/ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ)最終日に行われたディプタシオンデカディスグランプリ1.55(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、ジェームス・スミス(イギリス)&アークガ号が優勝。2位にカール・ロビンス(イギリス)&GカミーユHBF号、3位にマヌエル・フェルナンデス・サロ(スペイン)&アクフィナPS号が入った。

第1走行

出場50人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番のエマヌエーレ・カミリ(イタリア)&オーデンセ・オデフェルド号。続いて、3番のマイケル・クリストフォレッティ(イタリア)&エベレスト D.R号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、デビッド・ウィル(ドイツ)&マイ・プリンス・ヴァン・ドルパーハイデ号、セドリック・ヒューレル(フランス)&ファンタジオ フロレヴァルZ号、ジェームス・スミス(イギリス)&アークガ号、マヌエル・フェルナンデス・サロ(スペイン)&アクフィナPS号など7人馬がクリアラウンド。トータル9人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、5人馬がクリアラウンド。そのうち、トップタイムの40.33をマークしたジェームス・スミス(イギリス)&アークガ号が見事にディプタシオンデカディスグランプリを制し、優勝賞金24,425ユーロ(約349万円を)を獲得した。

続いて、カール・ロビンス(イギリス)&GカミーユHBF号が減点0、40.34秒でわずか0.01秒差の2位、マヌエル・フェルナンデス・サロ(スペイン)&アクフィナPS号が減点0、40.69秒で3位、デビッド・ウィル(ドイツ)&マイ・プリンス・ヴァン・ドルパーハイデ号が減点0、41.22秒で4位、マイケル・クリストフォレッティ(イタリア)&エベレスト D.R号が減点0、43.82秒で5位に入った。

アークガ号はイギリス産のアングロ・ヨーロピアン種(11歳牡馬)。ローラ・レンウィック(イギリス)とのコンビで、2019年にロンジンCSI5*アスコナ(CSI5*Ascona)にて145cmクラスを2勝、2020年にオランダのCSI2*にてグランプリ優勝などの成績を上げる。その後、2022年10月よりジェームス・スミス(イギリス)とコンビを組み、2022ヴィラモウラ・チャンピオンズツアーで3勝をマークしている。

PHOTO: © Sunshine Tour 

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられいている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。