[アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク6/CSI4*Vejer de la Frontera]
現地時間19日、アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク6(開催地:スペイン/ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ)最終日に行われたスズキグランプリ1.55(標準障害飛越競技238.2.2/155cm)にて、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号が優勝。2位にマイケル・ヴィーウェグ(ドイツ)&コンタリオ号、3位にサンティアゴ・ヌニェス・リバ(スペイン)&チャキラZ号が入った。
第1走行
50人馬が出場した第1走行では、18番目にスタートを切ったマイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号が78.09秒で唯一のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立することなく優勝が決まり、賞金24,425ユーロ(約343万円)を獲得した。
続いて、マイケル・ヴィーウェグ(ドイツ)&コンタリオ号が減点1、80.24秒で2位、サンティアゴ・ヌニェス・リバ(スペイン)&チャキラZ号が減点2、81.31秒で3位、ジェイソン・フォーリー(アイルランド)&ロックウェルRC号が減点4、77.02秒で4位、ウィリアム・フレッチャー(イギリス)&ヴァレント号が減点4、77.41秒で5位に入った。
HHSカライス号はアイルランド産のアイリッシュスポーツホース種(11歳牡馬)。2018年よりマイケル・ペンダー(アイルランド)とコンビを組み、2020年にポルトガルとオランダのCSI2*でグランプリ優勝、2021年にポルトガルのCSI3*でグランプリ優勝、2022年にLGCT 第12戦・ファルケンスワールト大会(CSI5*GCT Valkenswaard)、第15戦・リヤド大会(CSI5*GCT Riyadh)でグランプリ優勝、2023年にポルトガルのCSI3*でグランプリ優勝という好成績を上げている。
PHOTO: © Sunshine Tour
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられいている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。