[アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク7/CSI4*Vejer de la Frontera]
現地時間26日、アンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク7(開催地:スペイン/ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ)最終日に行われたアンダルシアグランプリファイナル1.60(標準障害飛越競技238.2.2/160cm)にて、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号が優勝。2位にドゥアルテ・シーブラ(ポルトガル)&ドウラドス号、3位にカラ・チャド(カナダ)&イゴールGPH号が入った。
第1走行
出場50人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、6番のイヴァン・セラーノ・サエス(スペイン)&レインマン号。続いて、8番のアルマンド・トラポーテ(スペイン)&トルネードVS号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。
その後、マシュー・サンプソン(イギリス)&エボレンスキー号、ドゥアルテ・シーブラ(ポルトガル)&ドウラドス号、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号、カラ・チャド(カナダ)&イゴールGPH号、ウィリアム・フレッチャー(イギリス)&ヴァレント号など10人馬がクリアラウンド。トータル12人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。
ジャンプ・オフ(優勝決定戦)
迎えたジャンプ・オフでは、6人馬がクリアラウンド。そのうち、トップタイムの36.84秒をマークしたマイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号が見事にアンダルシアグランプリファイナル1.60を制し、優勝賞金25,000ユーロ(約354万円を)を獲得した。
続いて、ドゥアルテ・シーブラ(ポルトガル)&ドウラドス号が減点0、37.08秒で2位、カラ・チャド(カナダ)&イゴールGPH号が減点0、37.67秒で3位、オーレリアン・リロイ(フランス)&ヴァンドーム・ディック号が減点0、37.71秒で4位、ニアム・マカヴォイ(アイルランド)&オリヴィア・デ・ミューズN号が減点0、41.67秒で5位に入った。
HHSカライス号はアイルランド産のアイリッシュスポーツホース種(11歳牡馬)。2018年よりマイケル・ペンダー(アイルランド)とコンビを組み、2020年にポルトガルとオランダのCSI2*でグランプリ優勝、2021年にポルトガルのCSI3*でグランプリ優勝、2022年にLGCT 第12戦・ファルケンスワールト大会(CSI5*GCT Valkenswaard)、第15戦・リヤド大会(CSI5*GCT Riyadh)でグランプリ優勝、2023年にアンダルシア・サンシャインツアー2023 ウィーク6(CSI4*Vejer de la Frontera)でグランプリ優勝、ポルトガルのCSI3*でグランプリ優勝という好成績を上げている。
PHOTO: © Sunshine Tour
CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられいている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。