カレン・ポーリー(木下グループ)がパームビーチ・エクワインクリニック・グランプリを制す/冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク4

冬季馬術フェスティバル

[冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク4/CSI2*Wellington FL]

現地時間7日、冬季馬術フェスティバル2021 ウィーク4(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)最終日に行われた$50,000 パームビーチ・エクワインクリニック・グランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/145cm)にて、日本のカレン・ポーリー(木下グループ)(木下グループ)&ジェット・ラン号が優勝。2位にジェシカ・メンドーサ(イギリス)&カサノヴァ499号、3位にスローン・コールズ(アメリカ)&デ・フルート号が入った。

第1走行

出場45人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番のグレース・デブニー(イギリス)&ザリーナ・デ・ヴァイドゥ号。続く5番のコナー・オレガン(アイルランド)&メンディーニDR号が減点0でフィニッシュし、早々とジャンプ・オフが成立する。

その後、ケビン・ミーリフ(アイルランド)&トゥパック・ヴァン・デ・ヴロムバウツホーヴZ号、ジェシカ・メンドーサ(イギリス)&カサノヴァ499号、日本ナショナルチームメンバーのカレン・ポーリー(木下グループ)&ジェット・ラン号、スローン・コールズ(アメリカ)&デ・フルート号、ジョナサン・コリガン(アイルランド)&スーパー・チルド号など13人馬がクリアラウンド。トータル15人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、10番目のジェシカ・メンドーサ(イギリス)&カサノヴァ499号が37.68秒の好タイムでクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていたケビン・ミーリフ(アイルランド)&トゥパック・ヴァン・デ・ヴロムバウツホーヴZ号以下のタイムを上回り、首位に立つ。

しかし、11番目のカレン・ポーリー(木下グループ)&ジェット・ラン号が37.52秒でクリアラウンド。一番時計をわずか0.16秒だけ更新して首位に躍り出ると、後続12番目のスローン・コールズ(アメリカ)&デ・フルート号、最終15番目のジョナサン・コリガン(アイルランド)&スーパー・チルド号もクリアラウンドをきめるが、コールズが38.29秒、コリガンが39.72秒とポーリーには届かず。

以上の結果、カレン・ポーリー(木下グループ)&ジェット・ラン号が見事に$50,000 パームビーチ・エクワインクリニック・グランプリを制し、優勝賞金16,500ドル(約174万円)を手にした。

PHOTO:Sportfot