ジョス・バルーイ(ベルギー)がWEFチャレンジカップ・ラウンド8を制する/冬季馬術フェスティバル2022 ウィーク8

冬季馬術フェスティバル

[冬季馬術フェスティバル2022 ウィーク8/CSIO4*Wellington FL]

現地時間3日、冬季馬術フェスティバル2022 ウィーク8(開催地:アメリカ/フロリダ州ウェリントン)3日目に行われた$37,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド8(標準障害飛越競技 238.2.1/150cm)にて、ジョス・バルーイ(ベルギー)&ルチアーノ・ヴァン・ヘッド・ゲインステイン号が優勝。2位にカルロス・ハンク・ゲレイロ(メキシコ)&H5サンシャイン号、3位にジェシカ・メンドーサ(イギリス)&アイ・キャップCL Z号が入った。

出場71人馬のうち、13人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の71.28秒をマークしたジョス・バルーイ(ベルギー)&ルチアーノ・ヴァン・ヘッド・ゲインステイン号が見事に$37,000 アデクアン® WEFチャレンジカップ・ラウンド8を制し、優勝賞金12,210ドル(約140万円)を獲得した。

続いて、カルロス・ハンク・ゲレイロ(メキシコ)&H5サンシャイン号が減点0、73.03秒で2位、ジェシカ・メンドーサ(イギリス)&アイ・キャップCL Z号が減点0、74.91秒で3位、アルベルト・ミシャン(イスラエル)&ナバル・デ・トリベラ号が減点0、75.76秒で4位、カール・クック(アメリカ)&コーチェラ4号が減点0、76.32秒で5位に入った。

ルチアーノ・ヴァン・ヘッド・ゲインステイン号はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(11歳牡馬)。2020年よりジョス・バルーイ(ベルギー)とコンビを組み、2021年にベルギーのCSI1*でグランプリ優勝、フランスのCSI4*でグランプリ3位という成績を残している。

PHOTO:Sportfot

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。