大阪グランプリ2022 スプリング大会(日本馬術連盟公認4*競技会)競技結果/2022年4月15日(金)~4月17日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[大阪グランプリ2022 スプリング大会/日本馬術連盟公認4*競技会]

2022年4月15日(金)~4月17日(日)の3日間にわたり、大阪グランプリ2022 スプリング大会(開催地:杉谷馬事公苑/大阪府和泉市)が開催され、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・大阪大会(CSI1*-W Osaka-Ⅰ/大障害)、中障害Bクラスのチャンピオンシップ(決勝競技)、最終日に大会メイン競技の大阪グランプリ(中障害A)および中障害C・Dクラスのチャンピオンシップが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

大阪グランプリ2022 スプリング大会(日本馬術連盟公認4*競技会)開催案内/2022年4月15日(金)~4月17日(日)

中障害飛越《D》チャンピオンシップ

-優勝-
鯨岡啓輔&マディーライアン号
(ペガサス乗馬クラブ)

45人馬が出場した中障害飛越《D》チャンピオンシップ(標準障害飛越競技 238.2.2/110cm以下)では、19人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、12人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の28.82秒をマークした鯨岡啓輔&マディーライアン号(ペガサス乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、賞金3万円を獲得した。

続いて、大会2日目の中障害飛越《D》を勝った鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)が減点0、28.89秒で2位、横田真吾&ワグナー号(ペガサス乗馬クラブ)が減点0、29.25秒で3位に入り、ペガサス乗馬クラブ勢が表彰台を独占。以下、岡 航世&カルーソ号(鶴見緑地乗馬苑)が減点0、30.01秒で4位、波津久華奈&カイエン号(蒜山ホースパーク)が減点0、31.04秒で5位に入っている。

マディーライアン号(ペガサス乗馬クラブ)は岩手県産の日本スポーツホース種(9歳牝馬)。2017年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、 東日本障害馬術大会2018(4スター)で中障害Dを2勝、ジャパン・オープン2020年度 ファイナル戦(3スター)でEグレード決勝優勝、2021フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でフジ中障害飛越競技Dファイナル優勝、ジャパン・オープン2022年度 第1戦(3スター)でEグレード決勝優勝という成績を残している。

中障害飛越《C》チャンピオンシップ

-優勝-
横田真吾&ハヤテ・ペガサス号
(ペガサス乗馬クラブ)

30人馬が出場した中障害飛越《C》チャンピオンシップ(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)では、11人馬がジャンプ・オフへ進出。ジャンプ・オフでは、6人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の29.68秒をマークした横田真吾&ハヤテ・ペガサス号(ペガサス乗馬クラブ)が見事に優勝を飾り、フランクミュラー社製の高級時計を獲得した。

続いて、仁田原知毅&ランバ・ラル号(KONRAD HORSE FARM)が減点0、30.86秒で2位、西崎純郎&タケルブラック号(岡山乗馬倶楽部)が減点0、31.18秒で3位、大会初日の中障害飛越《C》を勝った桐野紗羅&ストラティーゴ号(岡山乗馬倶楽部)が減点03、32.17秒で4位、池田弘彰&ホーフエンブルーフ・D・エース(OISO乗馬クラブ)が減点0、33.85秒で5位に入った。

ハヤテ・ペガサス号(ペガサス乗馬クラブ)は岩手県産の日本スポーツホース種(9歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2019フジホースショー・サマーグランプリ(3スター)でフジ中障害飛越競技Cファイナル優勝、大阪グランプリ2020 ファイナル大会(4スター)で中障害飛越《C》チャンピオンシップ優勝、ジャパン・オープン2020年度 ファイナル戦(3スター)でDグレード決勝優勝、2021フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でフジ中障害飛越競技Bファイナル優勝など、数々の好成績を残している。

大阪グランプリ

-優勝-
原田亜依&ヒペリカム・C号
(志方西部乗馬クラブ)

23人馬が出場した大会メイン競技の大阪グランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、6人馬がジャンプ・オフへ。ジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の35.73秒をマークした原田亜依&ヒペリカム・C号(志方西部乗馬クラブ)が2位に2秒以上の差をつけて快勝。優勝賞金100万円を獲得した。

続いて、谷口真一&カムアンドフィール号(水口乗馬クラブ)が減点0、38.16秒で2位、桝井俊樹&エルスター号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、40.90秒で3位、本田正博&ディアラ号(同志社大学馬術部)が減点4、46.06秒で4位、岡村 実&バンディートG号(新庄乗馬クラブ)が減点8で5位となった。なお、大会初日の中障害飛越《A》を勝った福島大輔コンティーナ号(STAR HORSES)は第1走行で途中棄権となり、順位がつかなった。

ヒペリカム・C号(志方西部乗馬クラブ)はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(15歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ひょうごインドアグランプリ2022(4スター)で中障害飛越A スピード&ハンディネス優勝、みっきぃホースフェスティバル馬術大会2021(2スター)でみっきぃジャンプM-A ファイナル優勝、全日本障害馬術大会2021 Part I で中障害飛越競技A 決勝22位という成績を残している。

※写真はイメージです(杉谷馬事公苑での競技風景)