リレー競技のルール

リレー競技の概要

2人馬あるいは3人馬で構成されたチームで出場し、定められたコースを順番に走行。最初の人馬がスタートしてから、最終人馬がフィニッシュラインを通過するまでの走行タイム合計を競う競技です。採点は基準Cで行われるため、走行中の過失はペナルティタイムとして走行タイムに加算。過失の内容によってはチーム全体が失権となります。

(FEI障害馬術規定268条より)

リレー競技の過失

過失 ペナルティタイム/失権
落下
(障害物のバーを落とす)
4秒
不従順とそれに伴う障害物の落下および移動
(障害物を壊す)
6秒
着水
(水濠障害で馬の脚が水につく)
4秒
チームメンバーの落馬
(選手が馬から落ちる)
チーム失権
チーム全体で2回の反抗/不従順
(馬が障害物を飛越しない)
チーム失権

※FEI障害馬術規定とは?
FEI(国際馬術連盟)が定める国際障害馬術競技会の規則を詳細にまとめたもの。記載されている条文は300を超え、国際競技会はこの規定に則って開催されます。国内競技会については、日本馬術連盟が独自に定めたルールが適用される部分もあり、それについては「日本馬術連盟競技会規定」に詳しく記載されています。なお、「FEI障害馬術規定」「日本馬術連盟競技会規定」は、いずれも日本馬術連盟のWEBサイトから無償でダウンロードすることができます。