ダニエル・ドイサー(ドイツ)、マーティン・フックス(スイス)、スコット・ブラッシュ(イギリス)など30選手が個人戦予選を通過/2020東京五輪馬術競技

2020東京五輪

[2020東京五輪/2020 Tokyo Olympic Games]

3日、2020東京五輪馬術競技(開催地:日本中央競馬会馬事公苑/東京都世田谷区)11日目に障害馬術競技個人戦予選(標準障害飛越競技238.2.1/165cm)が行われ、世界ランク1位のダニエル・ドイサー(ドイツ)、同ランク2位のマーティン・フックス(スイス)、4位のスコット・ブラッシュ(イギリス)、そして、福島大輔(STAR HORSES)、齋藤功貴(北総乗馬クラブ)、佐藤英賢(ポール・ショッケメーレ厩舎)の日本代表3選手を含めた30選手が決勝に進出した。

出場73人馬のうち、世界ランク1位のダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号、同ランク2位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)&クルーニー51号、4位でLGCT2013・2014チャンピオンのスコット・ブラッシュ(イギリス)&ハロー・ジェファーソン号、9位のダーラ・ケニー(アイルランド)&カルテッロ号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。

さらに、LGCT2018・2019チャンピオンのベン・マー(イギリス)&エクスプロージョンW号、2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリストのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、2012ロンドン五輪個人銅メダリストのシアン・オコナー(アイルランド)&キルケニー号、そして、日本代表の福島大輔(STAR HORSES)&チャニヨンJRA号、齋藤功貴(北総乗馬クラブ)&チレンスキーJRA号などもクリアラウンド。減点0で走行を終えた25人馬が決勝へ駒を進めた。

また、日本代表の佐藤英賢(ポール・ショッケメーレ厩舎)&サフィア・デ・ラックJRA号など、規定タイムオーバーの減点1でフィニッシュした4人馬、同じく規定タイムオーバーの減点2でフィニッシュした1人馬も上位30位以内に滑り込み、決勝進出をはたした。

一方、世界ランク3位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ(スイス)&ヴェナード・デ・セリシー号、同ランク5位のケント・ファリントン(アメリカ)&ガゼル号、7位でパンアメリカン競技大会2019個人・団体二冠のマルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&VDLエドガーM号、LGCT2011・2012チャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&アイデンティティ・ヴィスターロエル号は1落下の減点4で走行を終え、いずれも決勝進出を逃している。

なお、個人戦決勝は4日(水)19:00よりスタート。NHK東京2020五輪サイトにてライブ中継される。

※写真はダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号

PHOTO:©FEI