しもつけ乗馬大会2023(日本馬術連盟公認2*競技会)競技結果/2023年4月28日(金)~4月30日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[しもつけ乗馬大会2023/日本馬術連盟公認2*競技会]

2023年4月28日(金)~4月30日(日)の3日間にわたり、しもつけ乗馬大会2023(開催地:那須トレーニングファーム/栃木県那須塩原市)が開催され、最終日には大会メイン競技のしもつけグランプリ(中障害A)および中障害B・中障害C・中障害D各クラスの決勝競技(グランプリ)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

MDグランプリ
(中障害D)

-優勝-
広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号
(那須トレーニングファーム)

44人馬が出場したMDグランプリ(標準障害飛越競技238.2.1/110cm以下)では、21人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の49.84秒をマークした広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)が大会2日目のMD-2に続くこのクラス2勝目を上げ、賞金5万円を獲得した。

続いて、瀧田 玲&グッドルーカス号(那須トレーニングファーム)が減点0、51.94秒で2位、村上万理&ゴールデンストーン号(オリエント馬事センター)が減点0、52.41秒で3位、川野 篤&パーシー号(中島トニアシュタール)が減点0、52.56秒で4位、日吉夏樹&ガルガンチュア号(オリエント馬事センター)が減点0、53.78秒で5位に入った。なお、大会初日のMD-1を勝った増山大治郎&星娘号(筑波スカイラインスティーブル)は決勝競技への出場を見送っている。

オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)はドイツ産のハノーバー種(18歳セン馬)。2015年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、ひょうごインドアグランプリ2018(4スター)で中障害飛越Cファイナル優勝、全日本ジュニア障害馬術大会2019でチルドレンライダー障害飛越選手権優勝、全日本障害馬術大会2019 Part II でダービー競技決勝優勝、全日本ジュニア障害馬術大会2020でジュニアライダー障害飛越選手権2位などの好成績を上げている。

MCグランプリ
(中障害C)

-優勝-
江田しおり&ドゥーザベスト号
(乗馬クラブリバーサイドステーブル浜北)

14人馬が出場したMCグランプリ(標準障害飛越競技238.2.1/120cm以下)では、4人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の65.52秒をマークした江田しおり&ドゥーザベスト号が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。

続いて、鈴木智明&リンクウッドB号(TSホースシューイング)が減点0、67.68秒で2位、鹿沼ほたる&ティフェレト号(赤城乗馬学校)が減点0、70.26秒で3位、瀧田 玲&アレックス・エ・ヴェルテュ号(那須トレーニングファーム)が減点0、73.03秒で4位、高篠広佳&ジャヴー号(小山乗馬クラブ)が減点3、78.43秒で5位に入った。なお、大会初日のMC-1を勝った鈴木智明&グレン号(TSホースシューイング)は最終日はMBグランプリに出場。2日目のMC-2を勝った渡辺千尋&ウィットゥレリー号(ダァーモスタッド)は決勝競技への出場を見送っている。

ドゥーザベスト号(乗馬クラブリバーサイドステーブル浜北)はドイツ産のハノーバー種(8歳牝馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が記念すべき公認競技初優勝。ほかには、2021フジホースショー・ファイナルグランプリ(2スター)でフジ中障害飛越競技Dファイナル3位などの成績を残している。

※写真はイメージです(那須トレーニングファームでの競技風景)