GCLマイアミビーチ大会はベルリン・イーグルスが優勝/GCL2022 第2戦・マイアミビーチ大会

LGCT/GCL

[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第2戦・マイアミビーチ大会/CSI5* GCL Miami Beach]

現地時間14日および16日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第2戦・マイアミビーチ大会(開催地:アメリカ/フロリダ州マイアミビーチ)が行われ、ルドガー・ベールバウム(ドイツ)&ミラ号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号が出場したベルリン・イーグルスが総減点0、タイム合計154.63秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝を飾った。

続いて、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、エドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&ベントレー・デ・サリー号が出場したマドリード・インモーションが総減点4、150.87秒で2位、ゾーイ・コンター(ベルギー)&ダワ・デ・グリーンベイZ号、シェーン・ブリーン(アイルランド)&Z7 イプスウィッチ号などが出場したローマ・グラディエーターズが総減点8、147.95秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第2戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ベルリン・イーグルスが49ポイントで首位、マドリード・インモーションが46ポイントで2位、ハンブルグ・ジャイアンツが38ポイントで3位、ストックホルム・ハーツが37ポイントで4位、ローマ・グラディエーターズが36ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは29ポイントで8位につけている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。