スティーヴ・ゲルダ(スイス)のトップホース、アルブフレンズ・ビアンカ号が死亡

海外障害馬術競技会

現地時間11日、ジャンピング・インターナショナル・デ・ラボール2021(開催地:フランス/ラボール)のプレスカンファレンスにて、世界ランク2位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ(スイス)が、自身のトップホースであるアルブフレンズ・ビアンカ号(スウェディッシュ・ウォームブラッド種/15歳牝馬)の死亡を発表した。死因は脳腫瘍だという。

アルブフレンズ・ビアンカ号は2015年よりゲルダとコンビを組み、ロイヤルウィンザーホースショー2018(CSI5*Windsor)でのロレックスグランプリ優勝、ダッチマスターズ2019(’s-Hertogenbosch)でのロレックスグランプリ2位、CHIジュネーヴ2018(CSI5*Geneva)でのロレックスグランプリ2位、エキタ・ロンジン2018(CSI5*-W Lyon)でのFEIワールドカップ・リヨン大会3位、シュツットガルト・ジャーマンマスターズ2016(CSI5*-W Stuttgart)でのFEIワールドカップ・シュツットガルト大会2位など、ビッグイベントで数々の好成績を残してきた。

また、スイス代表チームのメンバーとして、ゲルダと共に世界選手権・大陸選手権にも出場。FEI世界馬術選手権大会2018で個人銅メダル、FEIヨーロッパ選手権2017で団体銅メダル獲得に貢献している。

PHOTO:©FEI