福島大輔&アジュールJH号(STAR HORSES)が中障害飛越Bクラス完全優勝を達成/全日本障害馬術大会2023 PartⅠ

全日本障害馬術大会

[全日本障害馬術大会2023 PartⅠ]

2023年11月26日(日)、全日本障害馬術大会2023 Part Ⅰ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)競技最終日に行われた中障害飛越競技B決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)にて、福島大輔&アジュールJH号(STAR HORSES)が優勝。2位に二宮裕哉&カレッジM号(成田乗馬クラブ)、3位に吉野真奈&エクラタン号(STAR HORSES)が入った。

第1走行

出場35人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番の二宮裕哉&カレッジM号(成田乗馬クラブ)。続く5番の道下せな&ディアランB号(月ヶ瀬乗馬クラブ)も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、予選首位通過の福島大輔&アジュールJH号(STAR HORSES)、広田思乃&キャンベラZ号(那須トレーニングファーム)、山口敬介&ガルーファンデスケンメルスベルグ号(水口乗馬クラブ)、林 義昌&クリスティアーノ号(北総乗馬クラブ)、波里しおり&エッセンシャルT&L号(YUKI HARI SPORT HORSES)、吉野真奈&エクラタン号(STAR HORSES)、中山梨絵&ミスティックレディー号(北総乗馬クラブ)など12人馬がクリアラウンド。トータル14人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

フ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、4人馬がダブルクリアラウンド。そのうち、一番時計の35.59をマークした福島大輔&アジュールJH号(STAR HORSES)が見事に中障害飛越競技B決勝を制覇。競技初日のスピード&ハンディネス競技、2日目の標準障害飛越競技、最終日の決勝競技をすべて制する完全優勝を達成し、賞金60万円を獲得した。

続いて、二宮裕哉&カレッジM号(成田乗馬クラブ)が減点0、39.90秒で2位、吉野真奈&エクラタン号(STAR HORSES)が減点0、40.93秒で3位、道下せな&ディアランB号(月ヶ瀬乗馬クラブ)が減点0、42.54秒で4位、中山梨絵&ミスティックレディー号(北総乗馬クラブ)が減点4、38.09秒で5位に入った。

アジュールJH号(STAR HORSES)はドイツ産のウエストファーレン種(9歳牝馬)。2023年5月に日本馬術連盟公認競技会デビューを飾り、サマージャンピングYH2023(3スター)で中障害飛越B S&H優勝、2023フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でCWD杯(中障害B)優勝などの成績を残している。