長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(那須トレーニングファーム)がジュニアライダー障害飛越選手権初優勝/全日本ジュニア障害馬術大会2020

全日本障害馬術大会

[全日本ジュニア障害馬術大会2020]

9月22日、全日本ジュニア障害馬術大会2020(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)最終日に行われたジュニア年代(14~18歳)の日本一決定戦・ジュニアライダー障害飛越選手権(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)にて、長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(那須トレーニングファーム)が優勝。2位には広田大和&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)、3位には藤田かれん&シュタルクリーガー号(藤沢乗馬クラブ)が入った。

全日本ジュニア障害馬術大会2020 実施要項・タイムテーブル/2020年9月20日(日)〜22日(火・祝)

ハイライト動画

第1走行

出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番の藤田かれん&シュタルクリーガー号(藤沢乗馬クラブ)、続いて7番の河村ひなた&ラ・エスメラルダ号(カシオペアライディングパーク)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、予選首位通過で2019年のチルドレンライダー障害飛越選手権を制している広田大和&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)、予選2位通過の新改菜緒&コルバイヤ号(北総乗馬クラブ)、予選3位通過の長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(那須トレーニングファーム)など13人馬がクリアラウンド。トータル15人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターの藤田かれん&シュタルクリーガー号(藤沢乗馬クラブ)が早々とクリアラウンド。いきなり31.67秒の好タイムをマークする。

続いて、2番目の河村ひなた&ラ・エスメラルダ号(カシオペアライディングパーク)、6番目の柳澤李理&パーフェクトウイニングムード号(北総乗馬クラブ)、8番目の乾 雄一郎&ラマオッティ号(新庄乗馬クラブ)、9番目の徳久誠也&ブライトパシオン号(ライディングクラブトゥインクル)も減点0でフィニッシュするが、いずれも藤田のタイムを上回ることはできない。

しかし、終盤。13番目の長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(那須トレーニングファーム)が29.54秒でクリアラウンド。一番時計を2秒以上更新する会心のパフォーマンスで首位に躍り出る。そして、残る2人馬、14番目の新改菜緒&コルバイヤ号(北総乗馬クラブ)、最終15番目の広田大和&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)もクリアラウンドをきめるが、タイムは新改が33.27秒、広田が30.25秒で長谷川には届かず。

以上の結果、長谷川晶子&プランス・エトワール・クリスタル号(那須トレーニングファーム)が見事にジュニアライダー障害飛越選手権初制覇をはたし、優勝賞金10万円を手にした。