ケント・ファリントン(アメリカ)がロレックス・IJRCトップ10ファイナルを制覇/CHIジュネーヴ2019

ロレックス・グランドスラム

[CHIジュネーヴ2019/CSI5*Geneva]

現地時間13日、CHIジュネーヴ2019(開催地:スイス/ジュネーヴ)の2日目に行われたロレックス・IJRCトップ10ファイナル(二回走行競技/160cm)にて、ケント・ファリントン(アメリカ)&オーストリア2号が優勝。2位にはダーラ・ケニー(アイルランド)&ロメオ88号、3位にはクリスチャン・アールマン(ドイツ)&クリントレクソZ号が入った。

第1走行

この競技は、毎年11月発表の世界ランキングでトップ10に名を連ねるライダーのみが出場できる(※不出場のライダーがいた場合は11位以下のライダーが繰り上がりで出場)障害馬術界最高峰の一戦。

第1走行では、世界ランク1位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ(スイス)&アラモ号、同ランク8位のダーラ・ケニー(アイルランド)&ロメオ88号、同ランク11位のケント・ファリントン(アメリカ)&オーストリア2号の3人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。タイム差によりファリントンが首位に立ち、ケニーが2位、ゲルダが3位につけた。

続いて、世界ランク9位のクリスチャン・アールマン(ドイツ)&クリントレクソZ号が規定タイムオーバーの減点1で4位。減点4で並んだ世界ランク2位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)&シルバー・シャイン号、同ランク3位のダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号は、タイム差でフックスが5位、ドイサーが6位。

以下、世界ランク10位のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&トヴェクス・マリー・ロウ号が減点6で7位、同ランク4位でLGCT2018・2019チャンピオンのベン・マー(イギリス)&エフ・ワンUSA号が減点8で8位、同ランク5位のピーター・デボス(ベルギー)&エスポワール号が減点13で9位、同ランク6位のペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号が減点21で最下位スタートとなった。

第2走行

ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)の棄権により8人馬で争われた第2走行では、トップバッターのピーター・デボス(ベルギー)&エスポワール号、2番目のベン・マー(イギリス)&エフ・ワンUSA号、3番目ののダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号が続けてクリアラウンド。総減点(ラウンドA・Bの減点合計。以下同)4をキープしたドイサーが首位に立つ。

4番目のマーティン・フックス(スイス)&シルバー・シャイン号は7つ目のダブル障害で落下があり、総減点8で優勝争いから脱落するが、5番目のクリスチャン・アールマン(ドイツ)&クリントレクソZ号はクリアラウンド。総減点1をキープし、ドイサーをかわして首位に浮上する。

一方、連覇を狙った6番目のスティーヴ・ゲルダ(スイス)&アラモ号は1落下でのフィニッシュとなり、総減点4で敗退が決定。しかし、7番目のダーラ・ケニー(アイルランド)&ロメオ88号が第1走行に続いて、42.54秒でクリアラウンド。唯一の総減点0で首位に躍り出たると、いよいよ最終8番目のケント・ファリントン(アメリカ)&オーストリア2号がアリーナへ。

満員の観衆が息を呑む緊張感の中でスタートを切った人馬だったが、スタートからハイペースで果敢に攻め切り、40.32秒でクリアラウンド。ケニーのタイムを2秒以上更新する会心のパフォーマンスにより、見事にロレックス・IJRCトップ10ファイナルを制した。

PHOTO:Rolex PressRoom