FEIワールドカップ・グアダラハラ大会はホスト国・メキシコ勢の2選手が同点優勝/トリプルコッパ・スカッピノ2020

FEIワールドカップ

[トリプルコッパ・スカッピノ2020/CSI4*-W Guadalajara]

現地時間26日、トリプルコッパ・スカッピノ2020(開催地:メキシコ/グアダラハラ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 北米西部リーグ 第6戦・グアダラハラ大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、アルベルト・サンチャス・コザール(メキシコ)&ユニオン・デ・ラ・ヌートリア号、ゴンサロ・アズカラガ(メキシコ)&ファビオ号が同点優勝。3位にロレンザ・オファリル(メキシコ)&クイーンズ・ダーリン号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場21人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、12番のロレンザ・オファリル(メキシコ)&クイーンズ・ダーリン号。続いて、18番のアルベルト・サンチャス・コザール(メキシコ)&ユニオン・デ・ラ・ヌートリア号が減点0でフィニッシュし、終盤でジャンプ・オフが成立する。

その後、クリアラウンドしたのは21番のゴンサロ・アズカラガ(メキシコ)&ファビオ号のみとなり、ジャンプ・オフはトータル3人馬で争われることになった。なお、サイモン・ニズル(イスラエル)が規定タイムオーバーの減点1で惜しくもジャンプ・オフ進出ならず。世界ランクでメキシコ人選手トップの73位につけるパトリシオ・パスケル(メキシコ)ほか7人馬も減点4でジャンプ・オフへ駒を進めることができなかった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフ。トップバッターのロレンザ・オファリル(メキシコ)&クイーンズ・ダーリン号は1つバーを落として減点4でのフィニッシュとなったが、2番目のアルベルト・サンチャス・コザール(メキシコ)&ユニオン・デ・ラ・ヌートリア号は第1走行に続いてのクリアラウンド。48.95秒をマークし、首位に立つ。

しかし、最終3番目のゴンサロ・アズカラガ(メキシコ)&ファビオ号も同じく48.95秒でクリアラウンド。以上の結果、アルベルト・サンチャス・コザール(メキシコ)とゴンサロ・アズカラガ(メキシコ)が同点優勝となり、それぞれ優勝賞金450,000メキシコペソ(約261万円)を獲得した。なお、北米西部リーグランキングはカール・クック(アメリカ)が首位をキープしている。

PHOTO:©FEI