ベルリン・イーグルスが今シーズンのGCL3勝目/GCL2022 第11戦・ロンドン大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第11戦・ロンドン大会/CSI5* GCL London]

現地時間19日および20日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第11戦・ロンドン大会(開催地:イギリス/ロンドン)が行われ、クリスチャン・ククック(ドイツ)&ムンバイ号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が出場したベルリン・イーグルスが総減点0、タイム合計150.21秒で見事に優勝。今シーズンのGCL3勝目を上げた。

続いて、クリスチャン・アールマン(ドイツ)&ソリッド・ゴールドZ号、マックス・クーナー(オーストリア)&EICコリオリ・デ・アイル号などが出場したシャンハイ・スワンズが総減点4、タイム合計146.35秒で2位、ハリー・チャールズ(イギリス)&スターダスト号、ジョディ―・ホール・マカティアー(イギリス)&ソルトン・ペッパー号などが出場したニューヨーク・エンパイアが総減点4、タイム合計147.99秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第11戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ストックホルム・ハーツが214ポイントで首位、ベルリン・イーグルスが207ポイントで2位、シャンハイ・スワンズが182ポイントで3位、プラハ・ライオンズが180ポイントで4位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが173ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは157ポイントの9位に浮上している。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。