[東関東馬術大会2020／日本馬術連盟公認3*競技会]
2月28日（金）～3月1日（日）の3日間にわたり、東関東馬術大会2020（開催地：東関東ホースプロジェクト／千葉県八街市）が開催された。公認競技は全12競技行われ、ここでは大会最終日の4競技についてリポートする。
中障害D
－優勝－
福島 章＆カッシーナ号
（STAR HORSES）
30人馬が出場した中障害D（標準障害飛越競技 238.2.1／110cm以下）。競技終盤、3番の髙嶋佑典＆マックスロノ号（乗馬クラブクレイン栃木）が49.14秒でクリアラウンド（減点0で走行を終えること）し、首位に立つ。しかし、7番の福島 章＆カッシーナ号（STAR HORSES）が48.60秒でクリアラウンド。一番時計を0.54秒更新し、高橋をかわして首位に躍り出る。
その後、9番の森 裕悟＆ロードギフテッド号（乗馬クラブクレイン東京）、16番の篠原正紀＆エリザベートレネット号（八王子乗馬倶楽部）など6人馬が減点0でフィニッシュするが、タイムは森のマークした48.94秒が最高で福島には届かず。
以上の結果、福島 章＆カッシーナ号（STAR HORSES）が中障害Dを制し、初日の中障害C（馬匹：フェリックス号）、2日目の中障害C（馬匹：エミネンス号）に続く、今大会3勝目を上げた。
中障害C
－優勝－
木村早希子＆ヴェリシナ号
（STAR HORSES）
20人馬が出場した中障害C（標準障害飛越競技 238.2.1／120cm以下）。競技終盤、2番の安西紘一＆フェリックス号（STAR HORSES）が50.54秒でクリアラウンド。先に減点0で走行を終えていた岡 桃子＆ジッピー号（エバーグリーンホースガーデン）のタイムを上回り、首位に立つ。続いて、5番の芹澤永治＆ハヤテ・ペガサス号（ペガサス乗馬クラブ）も減点0でフィニッシュするが、タイムは51.16秒と安西には届かない。
しかし、11番の木村早希子＆ヴェリシナ号（STAR HORSES）が49.52の好タイムでクリアラウンド。一番時計を1秒以上更新して首位に躍り出ると、後続も5人馬がクリアラウンドしたが、いずれも木村のタイムには及ばず。
以上の結果、木村早希子＆ヴェリシナ号（STAR HORSES）が見事に中障害Cが優勝。2位には安西紘一＆フェリックス号（STAR HORSES）が入り、STAR HORSES勢の1・2フィニッシュとなった。
※写真はイメージです（東関東ホースプロジェクトでの競技風景）