まほろばサマーホースショー三木2022(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2022年6月16日(木)~6月19日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[まほろばサマーホースショー三木2022/日本馬術連盟公認3*競技会]

2022年6月16日(木)~6月19日(日)の4日間にわたり、まほろばサマーホースショー三木2022(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)が開催された。公認競技は全14競技行われ、ここでは大会メイン競技のまほろばグランプリを含む、最終日の4競技についてリポートする。

まほろばサマーホースショー三木2022(日本馬術連盟公認3*競技会)開催案内/2022年6月16日(木)~6月19日(日)

 中障害飛越Bファイナル

-優勝-
藤本光国&ローゼスドリーム号
(牧之原乗馬クラブ)

22人馬が出場した中障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)では、4人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。迎えたジャンプ・オフでは、大会3日目の中障害飛越BⅡを勝った藤本光国&ローゼスドリーム号(牧之原乗馬クラブ)が一番時計の34.31秒をクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。見事に優勝を飾り、賞金7万円を獲得した。

大会2日目の中障害飛越BⅠを勝った眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)もクリアラウンドしたが、タイムは34.32秒でわずか0.01秒だけ届かず。惜しくも2位に敗れた。続いて、鯨岡啓輔&チャコリーノ号(つま恋乗馬倶楽部)が減点0、36.11秒で3位、道下せな&ディアランB号(カシオペアライディングパーク)が減点13で4位、第1走行を減点1でフィニッシュした渡辺祐香&ベンガロ号(つま恋乗馬倶楽部)が5位に入った。

ローゼスドリーム号(牧之原乗馬クラブ)はドイツ産のウエストファーレン種(12歳牝馬)。全日本障害馬術大会2019 PartⅠでは中障害飛越競技Bに出場し、決勝で3位表彰台入り。また、まほろばサマーホースショー三木2021(3スター)で中障害飛越BⅢ優勝、ジャパン・オープン2020年度 第5戦(4スター)でCグレード決勝(中障害B)を制している。

まほろばグランプリ 

-優勝-
鯨岡啓輔&エリオットⅥ号
(東関東ホースアンドハウンド)

25人馬が出場したまほろばグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、6人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の39.38秒をマークした鯨岡啓輔&エリオットⅥ号(東関東ホースアンドハウンド)が見事に優勝を飾り、賞金45万円を獲得した。

続いて、大会2日目の大障害飛越BⅠ、3日目の大障害飛越BⅡを連勝した桝井俊樹&カルタゲーナ6号(乗馬クラブクレインオリンピックパーク)が減点0、42.89秒で2位、井元躍登&IMTマンバ号(成田乗馬クラブ)が減点0、44.92秒で3位、古田慶幸&デコ号(riding team Regroup)が減点4、43.44秒で4位、片山 篤&クールK号(徳島乗馬倶楽部)が減点4、46.96秒で5位に入った。なお、大会2日目の中障害飛越AⅠを勝った二宮誠治&Eアルバ号(成田乗馬クラブ)は棄権、3日目の中障害飛越AⅡを勝った は鯨岡啓輔&コンテラス号(東関東ホースアンドハウンド)は第1走行減点4で9位という結果に終わっている。

エリオットⅥ号(東関東ホースアンドハウンド)はベルギー産のホルシュタイナー種(17歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2021 PartⅠで全日本障害飛越選手権を制したほか、ジャパン・オープン2022年度 第1戦(3スター)でBグレード決勝優勝、2021年度 第6戦(4スター)ではBグレード完全優勝(S&H・標準障害・決勝)、第5戦(3スター)でAⅡグレード決勝優勝、那須グランドホースショー2021(4スター)でフューチャーズカップ優勝など、輝かしい成績を収めている。

※写真はイメージです(三木ホースランドパークでの競技風景)