サマージャンピングYH2023(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2023年7月20日(木)~7月23日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[サマージャンピングYH2023/日本馬術連盟公認2*競技会]

2023年7月20日(木)~7月23日(日)の4日間にわたり、サマージャンピングYH2023(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催され、大会最終日には大障害B・中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

中障害飛越Bファイナル

-優勝-
本田恵士&カリーロ号
(スクーデリアマジェンタ)

9人馬が出場した中障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、第1走行で4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)し、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、本田恵士&カリーロ号(スクーデリアマジェンタ)が42.45秒で唯一のクリアラウンド。見事に優勝を飾り、賞金7万円を獲得した。

続いて、岡田華穂&ラノーソ号(STAR HORSES)が減点4、34.95秒で2位、吉野真奈&エクラタン号(STAR HORSES)が減点4、36.07秒で3位、小林弥生&コンティーナ号(STAR HORSES)が減点8、36.52秒で4位、第1走行を減点4でフィニッシュした佐藤賢希&縁祥号(明松寺馬事公苑)が5位に入った。

なお、福島大輔とのコンビで大会2日目の中障害飛越B S&Hを勝ったアジュールJH号(STAR HORSES)は、最終日は中障害飛越Cファイナルに出場。3日目の中障害飛越B 標準を勝った小栗麻莉乃&マリアンデミューズA号(Tokai ホースパーク)はファイナル出場を見送っている。

カリーロ号(スクーデリアマジェンタ)はドイツ産のホルシュタイナー種(14歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、大阪府民馬術大会2020(1スター)で中障害飛越Bを2勝、杉谷サマーホースショー2022(1スター)で中障害(D) 優勝、大阪府民馬術大会2022(1スター)で中障害飛越Bを2勝といった成績を残している。

中障害飛越Aファイナル

-優勝-
優勝人馬なし

福島 章&メッサリーナPS号(STAR HORSES)、佐藤賢希&兀地号(明松寺馬事公苑)の2人馬による一騎打ちとなった中障害飛越Aファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)では、第1走行を両人馬ともに減点4でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立。しかし、いずれもジャンプ・オフを棄権したため優勝人馬なし、2位タイという結果に終わっている。

大障害飛越Bファイナル

-優勝-
福島大輔&メクィドールPS号
(STAR HORSES)

4人馬が出場した大障害飛越Bファイナル(標準障害飛越競技238.2.2/150cm以下)では、福島大輔&メクィドールPS号(STAR HORSES)が第1走行を唯一の減点4でフィニッシュ。ジャンプ・オフが成立することなく見事に優勝を飾り、賞金10万円を獲得した。

続いて、第1走行を減点8でフィニッシュした3人馬が走行タイム差により、片山 篤&エドワード号(シマダ牧場稲敷)が2位、本田恵士&ジモーナ号(スクーデリアマジェンタ)が3位、伊藤 直&シウックスムーンYHZ号(YUKI HARI SPORT HORSES)が4位となった。

メクィドールPS号(STAR HORSES)はドイツ産のオルデンブルガー種(9歳セン馬)。2023年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が記念すべき公認競技初優勝。ほかには、2023フジホースショー・サマーグランプリ(3スター)でフジサマーグランプリ2位、ジャパン・オープン2023年度 第3戦(3スター)でBグレード決勝2位などの成績を残している。

※写真はイメージです(山梨県馬術競技場での競技風景)