山口敬介&クインティナ号(水口乗馬クラブ)が中障害飛越競技B決勝を制す/全日本障害馬術大会2022 PartⅠ

全日本障害馬術大会

[全日本障害馬術大会2022 PartⅠ]

11月20日、全日本障害馬術大会2022 Part Ⅰ(開催地:三木ホースランドパーク/兵庫県三木市)競技最終日に行われた中障害飛越競技B決勝(標準障害飛越競技 238.2.2/130cm以下)にて、山口敬介&クインティナ号(水口乗馬クラブ)が優勝。2位に鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)、3位に佐藤 泰&縁祥号(明松寺馬事公苑)が入った。

全日本障害馬術大会2022 PartⅠ 実施要項/2022年11月17日(木)~11月20日(日)

第1走行

出場36人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、4番の岡田華穂&シブル号(STAR HORSES)。続いて、9番の関口裕子&ドナート号(日本乗馬倶楽部)減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、、27番の佐藤 泰&縁祥号(明松寺馬事公苑)、28番の鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)、31番の佐藤賢希&コンタドーラ号(明松寺馬事公苑)、34番の眞田 翔&ジャレオファンヘットヘーヴェルランド号(眞田ライディングクラブ)、36番の山口敬介&クインティナ号(水口乗馬クラブ)など10人馬がクリアラウンド。ジャンプ・オフはトータル12人馬で争われることになった。

なお、競技初日の予選スピード&ハンディネス競技、2日目の予選標準障害飛越競技を連勝した中島妃香留&ダイワシュガー号(中島トニアシュタール)は減点4でのフィニッシュとなり、惜しくもジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の37.44秒をマークした山口敬介&クインティナ号(水口乗馬クラブ)が見事に中障害飛越競技B決勝を制し、優勝賞金60万円を獲得した。

続いて、鯨岡啓輔&クワイトライト号(東関東ホースアンドハウンド)が減点0、37.92秒で2位、佐藤 泰&縁祥号(明松寺馬事公苑)が減点0、40.29秒で3位、佐藤賢希&コンタドーラ号(明松寺馬事公苑)が減点4、37.96秒で4位、福島 章&アフロディーテZ号(STAR HORSES)が減点4、39.82秒で5位に入った。

クインティナ号はエストニア産のエストニアン・スポーツホース種(11歳牝馬)。2022年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、大阪グランプリ2022 ファイナル大会(4スター)で大阪グランプリ(中障害A)優勝、まほろばオータムホースショー三木2022(3スター) で中障害飛越Bファイナル優勝。また、国民体育大会2022でも少年二段階障害飛越競技を制している。