ダッチ・マスターズ2021が中止を回避。4月23日(金)~25日(日)での開催を発表

ロレックス・グランドスラム

[ダッチ・マスターズ2021/CSI5*RGS(ロレックス・グランドスラム)’s-Hertogenbosch]

現地時間20日、ダッチ・マスターズ2021(開催地:オランダ/ スヘルトーヘンボス)の中止が回避され、4月下旬に開催される予定であることが主催者より発表された。ダッチ・マスターズは、CHIOアーヘン(開催地:ドイツ/アーヘン)、CSIOスプルースメドウズ・マスターズ(開催地:カナダ/スプルースメドウズ)、CHIジュネーヴ(開催地:スイス/ジュネーヴ)と並び、ロレックス・グランドスラム障害馬術大会の一つに数えられる世界最高峰の大会。

3月初旬、スペインのバレンシアで発生した馬ヘルペスウイルスⅠ型(EHV-1)感染拡大防止のため、国際馬術連盟がヨーロッパ主要各国で3月開催予定の国際大会を全面的に中止にするよう要請したことを受け、ダッチ・マスターズ2021も中止が決定していた(※現在、国際馬術連盟の中止要請は4月11日までに延長)。しかし、オランダ馬術連盟と国際馬術連盟が獣医師との協議を続けた結果、今後数週間の状況を綿密に見極め、現状よりも感染が拡大しないようであれば、4月23日(金)~25日(日)の3日間で開催される。

この発表を受け、世界ランク1位のスティーヴ・ゲルダ(スイス)は、「ロレックスグランドスラムの一つであるダッチ・マスターズが、4月に開始される予定であることを非常に嬉しく思います。ライダーにとって、この(高い)レベルで競うことは非常に重要なことであり、私はそれを楽しみにしています」とコメント。開催に向けた期待を語っている。

PHOTO:Rolex Newsroom

ダッチ・マスターズ2021の開催中止が決定