マーティン・フックス(スイス)がVDLグループ賞を制す/ダッチ・マスターズ2022

ロレックス・グランドスラム

[ダッチ・マスターズ2022/CSI5* RGS(ロレックス・グランドスラム)’s-Hertogenbosch]

現地時間11日、ダッチ・マスターズ2022(開催地:オランダ/ スヘルトーヘンボス)大会初日に行われたVDLグループ賞(標準障害飛越競技238.2.2/150cm)にて、マーティン・フックス(スイス)&ザ・シンナー号が優勝。2位にダニエル・ドイサー(ドイツ)&スクーデリア1918トバゴZ号、3位にピエット・ライメーカーズ・ジュニア(オランダ)&ヴァン・シンドルズ・グラッドストーン号が入った。

第1走行

出場41人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は8番、世界ランク5位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2014チャンピオンのダニエル・ドイサー(ドイツ)&スクーデリア1918トバゴZ号。続く9番のウィレム・フレベ(オランダ)&ハイウェイM TN号も減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、世界ランク3位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)&ザ・シンナー号、同ランク17位のシモン・ドレストア(フランス)&カイマン・ジョリー・ジャンパー号、21位のデニス・リンチ(アイルランド)&ブルックリン・ヘイツ号、24位のマーカス・アーニング(ドイツ)&ファンキー・フレッド号など6人馬がクリアラウンド。トータル8人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク2位のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)は減点8、同ランク6位のマルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)は減点6、8位のスコット・ブラッシュ(イギリス)は減点8、10位のハリー・スモルダーズ(オランダ)、13位のジェローム・ゲリー(ベルギー)、15位のマックス・クーナー(オーストリア)は減点4でフィニッシュし、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の34.05秒をマークしたマーティン・フックス(スイス)&ザ・シンナー号が見事にVDLグループ賞を制し、優勝賞金10,000ユーロ(約127万円)を獲得した。

続いて、ダニエル・ドイサー(ドイツ)&スクーデリア1918トバゴZ号が減点0、35.24秒で2位、ピエット・ライメーカーズ・ジュニア(オランダ)&ヴァン・シンドルズ・グラッドストーン号が減点0、37.14秒で3位、サネ・タイセン(オランダ)&コン・クイダムRB号が減点4で4位、同じく減点4だったウィレム・フレベ(オランダ)がハイウェイM TN号がタイム差で5位となった。

ザ・シンナー号はドイツ産のオルデンブルガー種(14歳牡馬)。2019年よりマーティン・フックス(スイス)とコンビを組み、同年のロンドン・インターナショナルホースショー2019(CSI5*-W London)でFEIジャンピング・ワールドカップ・ロンドン大会優勝、2021年にベルギーのCSI3*でグランプリ優勝という成績を残している。

PHOTO:Rolex Grand Slam / Peggy Schröder

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。